道征くかつどん旅

日本各地を旅したり,ダート林道に赴いたり.

またまたお休み(日本一周61日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。

バイタリティが欠けすぎている人間なので、こんな働かない生活をしていてもなおダラけたい日がちょくちょくあります。



61日目(11月29日)


道と川の駅花ロードえにわにて起床。

と言っても前回も言った通り朝まで起きていたので当然起きたら15時前。

ということで、溜まってた記事を書いたりして車の中でまったーりと1日を過ごすことに。

なので1枚も写真を撮ること無く1日を終えてしまいました…

というわけで次回はようやく札幌へ。

それではまた。



今日の食事(税抜き*)


朝食:無し

昼食:セコマ チョコチップスティック(6) 2本  ¥110*

夕食:セコマ 和風豚焼きうどん  ¥118*

税込合計:¥245

野生に生きる鮭(日本一周60日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。

夏休みの宿題は夏休み終わる数日前から死ぬ気でやるタイプでした。

先延ばし癖、、、




60日目(11月28日)


道の駅サーモンパーク千歳にて起床。

道の駅のお隣にあるサケのふるさと千歳水族館へ行きます。




入口にはインディアン水車が。

インディアンが使ってたという訳ではなく、インディアンが住んでいた辺り発祥とのことで付けられた名前で、日本語では補魚車と言うそう。

その名の通り、水車が回転することで連続して魚を捕獲することが出来るという画期的なアイテムです。




入口にはその他に顔ハメパネルが置かれていました。

冷静に魚の腹に人面があるの怖いけどね…




水槽に至る手前にはこんなものが。

イクラのグラスツリーとのことで、グラスそれぞれにイクラが入っていました。

もうあと1週間ちょっとで生まれるそうなので見るなら今のうちですね。




まずあるのはサーモンゾーン。

大水槽にはサケ類と共にチョウザメも泳いでいました。




やはりチョウザメの流線形のフォルムはカッコ良いですな😏

後ろに泳いでいるのはギンザケかサクラマスですね。




大水槽の前にはアルビノのヤマメ(だったはず)が。

10匹弱いましたが、目が赤いのはこの子ぐらいだったのでもしかしたら他は白変種かも?

それか単純に見る角度とかが悪いのかしら。




苔の洞門をくぐった先は支笏湖ゾーン。

見えづらいですが背景の青い部分は実際に館長が支笏湖に潜った映像だとかなんとか。




たくさんのアメマスたち。

申し訳無いですが、串にぶっ刺して塩焼きにして食いたいです。美味そう…




ハゼ類。

クロダハゼかウキゴリ、ジュズカケハゼかなんかのはずですが同定出来ないです💦

完全に保護色になっていて遠目だと見つけられないですね。



フグドジョウ。

ドジョウなのでヒゲが生えててこれまた可愛いです。

流石に踊り食いが出来るサイズではなさそうですね。

ドジョウの踊り食い、一度食べてみたい気もせんでもないですが寄生虫とか色々が怖くてどうなんでしょう。



ナマズちゃん。

アホそうな顔がなんとも可愛くて好きです。

高校の頃生物室の水槽でナマズの稚魚を飼ってたのですが、ある日急に死んでしまって悲しかった記憶が蘇ります。





デンキウナギ。

正面から見るとめっちゃ可愛い。

こういったマヌケ顔の魚、めちゃ好きなんですよね。

こんな顔していながら一瞬とはいえ1000V近くもの電圧を発生させるもんだから恐ろしい😱



インディアンナイフフィッシュ。

かなり体高があるのにも関わらず頭部がかなり小さく特異な形をしています。

カラフトマスのオスも体高に比べて頭が小さいですが、あちらは背中がコブ状に盛り上がる形ですがこちらは体全体が大きくなっているのでより珍妙です。




レッドテールキャットフィッシュ。

ナマズ顔のサケって感じの見た目をしています。

黒?グレー?と白のツートンカラーにヒレの赤い差し色がまさに観賞魚という見た目。




ウーパールーパーことメキシコオオサンショウウオ。

安定の可愛らしい見た目です。

内臓透けちゃってますが。



サケの卵及び稚魚の成長過程の展示。

こちらは既に孵化したもののまだ"さいのう"が大きく残ってる稚魚たち。

卵の卵黄にあたり、しばらくはここから栄養を貰うことで成長します。



成長が進みかなりさいのうが小さくなった稚魚たち。

体表の色がだんだん濃くなっているのがわかると思います。

この後もう少し大きくなって自分で餌を採れるようになってから川を下り大海原へと泳ぎ出すもんですから逞しいことこの上ない。




千歳川で見られる魚として紹介されているヌマチチブ。

高校の頃にこちらのヌマチチブおよびチチブの形態観察及び遺伝子解析による種判別に関する研究をしていたので、久々に見覚えのある姿を見て懐かしい気持ちに。

まさか北海道にも棲息しているとは知りませんでした。



こちらでは千歳川に設置したインディアン水車にて鮭を捕獲し成熟した個体を採卵搾精し受精させて養殖しています。

今年はその養殖のために捕獲されたサケが昨年一昨年の33万匹前後を大きく上回って57万匹を超えており、過去一多いとのこと。

ちょうど北見の方に居た際にニュースでも盛んに報道されてましたね。

水族館の方によれば捕獲数でこれだけなので、遡上数としては更に5割増ぐらいではないかとおっしゃってました。

来年以降も毎年これぐらいの数が続けば非常に良いですね。




こちらは半地下になっている水中観察ゾーン。

実際に千歳川を泳いでる魚たちを観察できるコーナーになっています。

今はこのような状態ですが、最盛期にはガラス一面にサケがひしめき合っていたとのことです。

こちらは遡上してきた野生のサケのオス。

飼育個体とは違って野生を生き抜いてきたので逞しい。




背から尾にかけて鱗が剥がれてしまっています。

遡上する時に出来た傷なのか、はたまた別の生き物に襲われたからなのかは分かりませんが、自然界の厳しさを実感します。

こんな痛々しい見た目でも元気なもんで、本当にタフガイです。



学習ゾーンにほ鮭の養殖の歴史やアイヌ文化における鮭の展示があるとともに、著名人のサインなどもありました。

こちらはさかなクンさんのサイン。

さかなクンの絵は魚たちが楽しそうに見える柔らかいタッチで描かれており好きです😊




水族館の外には実際に稼働しているインディアン水車が。

見ている感じでは本当に入ってるの?てな感じでしたが、記録を見る限りだとコンスタントに1日1000匹ほど捕獲数が増えているのでまだしばらくは稼働が続きそうですね。




水族館と千歳川のインディアン水車を見終えて道の駅の中へ。

邪神ちゃんドロップキックの舞台の1つのようです。

残念ながら未履修なので刺さらないです😓

ここ以外でも富良野然り網走然り邪神ちゃんやゴールデンカムイの聖地なので履修してから来たらより楽しめただろうにと思います。既に手遅れですけどね。


この後、道中のR36沿いにある人工温泉の勇舞湯にてお風呂を済ませて道と川の駅花ロードえにわへ。

温泉はもう50円安い430円ならって感じのクオリティでした。

この日は寝付けず結局朝になるまで何ぞ調べたり動画を観たりして起きてました😅

ということで、次回はまた何もしない休息日です。

それではまた。


今日の食事(税抜き*)


朝食:無し

昼食:セコマ チョコチップスティック(6) 2本  ¥-

夕食:セブン ねぎ油香る五目チャーハン  ¥324

夜食:カルビーポテトチップス北海道バターしょうゆ味  ¥-

税込合計:¥324


過去の遺産(日本一周59日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。

更新サボりすぎた…




59日目(11月27日)


むかわ町立穂別博物館駐車場で起床。

開店凸するのもなんだかなあと思い、何故か1時間待って入ります。

別に待たなくて良かったのにな…



博物館の向かいには穂別地球体験館なるものがありますが、2018年度末に閉館してしまったみたいです。




博物館入口。

北大の研究室の分室にもなっているそうで、中々凄いのではないのかと期待が膨らみます。




入ってすぐホベツアラキリュウの全身骨格標本がお出迎えしてくれます。

穂別で荒木さんにより発見されたので名付けられたホベツアラキリュウですが、国内ではフタバスズキリュウに次いで2番目に発見された首長竜だそうです。

富士山と北岳論然り、仕方ない話ですが2番目になると大きく知名度を落としてしまうもんですよね。




入口左手には特別展示でカムイサウルスの尾部を除く骨格標識と発見に係る経緯が展示されていました。

地元の方が散歩中に化石を発見し連絡を受けた学芸員により博物館に収蔵されるものの、クリーニングの優先度は高くないとして7年間棚の中で眠ることに。

7年後、たまたま博物館を訪れていた首長竜の専門家の目に留まりクリーニングしたところ首長竜ではなく恐竜であると思われたので、日本における恐竜研究の第一人者である北海道大学の小林快次先生に鑑定を依頼。

すぐに恐竜であると断定され、そこから紆余曲折あったものの発掘、クリーニング、そして新種認定に至ったとのこと。

当初発見した際はまさかこんな事になるとは思いもよらなかったでしょうね。

世紀の発見なんかって運や偶然、巡り合わせなんかが噛んでることも多くあるのは夢のある話でもあり、残酷でもあります。




常設展示の方は、モササウルスの復元模型が出迎えてくれます。

サメとはまた異なり、どちらかと言うとシャチに近い恐ろしさを感じます。




復元模型があるという事で当然化石も。

割と最近新種認定されたものだそう。

まさかの立体視が出来るということで、凄い進化を遂げた種です。

海中で両眼が合うのは勘弁ですね…😅



アンモナイトも多く展示されており、大きさも大中小それぞれあります。



こんな感じの凹凸が激しいものから




異常巻きのものまで。




こちらは首長竜の化石。

肋骨の隙間にカラストンビや胃石が確認できます。



そんなこんなで1時間半弱で見終わりお外へ。

久々の恐竜博物館は大変面白かったです。

一番ハマってた小学生当時とはかなり変わった所も多くあり、勉強になりました。

写真はモササウルスのフォトスポット。




山手の方に展望台および野外博物館なるものがあったので寄ってみました。

こちらのタイムトンネルを抜けた先に野外博物館があります。

タダで見られるので大したものはありませんが、子供達が古生物に触れる良い機会になる良い試みなのではないてしょうか。




こちらは首長竜?の形をした遊具。

上まで登りましたが、残念ながら抜群の景色!では無かった…



街全体が恐竜をアピールしてたのも良かったです。

こちらの街灯や




マンホールも首長竜が。

こういった山奥の田舎にとって大きなアピールポイントですね。



穂別町市街地の端にある交差点の青看板。

未開通という表示は初めて見た気がします。




穂別町とはおサラバして、元々の目的地夕張へ。

新夕張にある道の駅夕張メロードはクチコミでも突っ込まれてましたがほぼほぼAコープ。




あまり時間も無いので早速炭鉱跡へ。

なのですが、結論から言うと行こうと思っていたところ全てが冬季閉鎖で見られず…

夏期にリベンジですね。

ちなみにこちらは北炭夕張真谷地炭鉱跡に至る北海道r750のゲート。




炭鉱跡は見られなかったものの、廃墟になった周辺施設は多く見られました。

こちらは夕張木炭製造株式会社跡。

どう見ても廃墟です。




中を見た感じ、キノコ栽培か何かの施設に転用されていたみたい。




こちらは夕張木炭製造の工場。

向かいにリサイクルセンターがあるのですが、そちらの集塵車が中で作業している姿が見られました。




国道から炭鉱に至るまでの道中には炭鉱住宅と思わしき団地がありました。

廃墟と思いきやポツポツ車が停まっている建物もあり、なんか申し訳無い気持ちに…



1棟で18世帯が住める造り。

こらの団地は航空写真で確認した限り全部で12棟あったので合わせて200世帯以上が居住可能であり、もしかしたら1000人以上もの人が暮らしていたのかもしれません。



こちらの団地は側面が白い建物と茶色い建物の2種類がありました。

側面の「改55.8」や「改52.2」は建造年なのでしょうか。

1980年に新たに建築されたとは思えないのでどうなんでしょうか。



建物だけでなく、道路もボロボロ。

アスファルトは完全に剥がれてしまい、脇の草木は乱雑に伸びてきています。




こちらは夕張新炭鉱竪坑跡に至る北の沢林道のゲート。

バイクや自転車などで勝手に入っていっちゃう人が居るんでしょうね…




少し北に進んだ清陵地区は炭鉱住宅がかなりの数見られました。




先程のような1棟に20世帯近く暮らせるものから、こじんまりとしたアパートまで多くの建物が見られました。



割と綺麗めな住宅もありますが、窓は板で塞がれていたりと、悲しい雰囲気を感じます。

全く車が停まっていない建物も多くあるので、この地区全体で何世帯住んでいるのか非常に気になります。




お店も閑古鳥…

たまたまオーナーらしき人がシャッターを開けてましたが、現在も営業しているような様子ではありませんね。



夕張勤労者野外活動施設。

いこいの広場の前にありますが、憩いとはとなる寂れ具合。




更に北へ行くとあるのが清水沢ダム。

この先に夕張シューパロダムという非常に大きいダムがあり、貯留はそちらで担うので全量放出してしまっているみたいです。




ダムより下流側を見ると旧北炭清水沢火力発電所が見えます。

夏期だと中を見学出来るそうなので、またこれもリベンジしたいところです。




ダム堤頂を通り過ぎて進み続けると脇に潰れた家がありました。

完全に潰れてしまっていますが、大黒柱なのか或いは煙突なのか分かりませんが、コンクリート製の一部分だけ残っていました。




戻って夕張市街地中心部へ向かいます。

市街地中心部へ向かうのが北海道r38で、シューパロダムへ向かうのがR452ということで、市なのにも関わらず中心部が国道沿いではないのは悲しい話ですね。

そのr38は2019年に廃線となった旧夕張支線と並行しているので橋梁などの設備が多く残っています。

これらも老朽化が進んだら何れは撤去されてしまうのでしょうか。




旧夕張駅。

夕張駅はこれまで三世代あり、こちらは廃線時に使用されていた3代目です。

廃駅ですが、全然今から列車が来てもなんらおかしくないような雰囲気をしています。



旧駅舎はカフェになっていましたが、側面入口は当時のまま残されています。

半分は観光案内センターに改装されたのか〜と思い入ろうとしましたが、扉は開かず、そこで悲しい現実に気が付きました…




駅の向かいにあるホテルは12/1~当面の間休館とのことでした。

まだ2年か3年かしか経っていないのでそこまで酷い寂れ方は見受けられませんでした。




更に北へ向かうと二代目駅舎のある辺りが見えてきます。

これが駅舎だと思って写真を撮りましたが、調べたところどうやら貨車改装型駅舎とのことなので、これでは無いらしい…

これも市役所の一部分なのでしょうか?




駅ビルだと思っていた建物にはこんなポスターが。

いつから時代止まってるねん…て思いましたが流石に観光用のようでした。




ロータリーの向かいの倉庫?にも古い映画のポスターが貼ってありました。

寂れた感じと古いポスターがマッチしてるのは皮肉か…




駅ビルのような建物のお隣の市役所は現役庁舎とはまず思えない見た目。

流石にこれは旧庁舎と勘違いしても仕方ないですよね…😅

しかし、掲示板の文書には令和4年11月の日付のものがあり、なんだか頭が混乱します…😵‍💫



市役所の向かいにある車庫の壁にはメロン熊のパチモンみたいな落書きが。

非常にグラフィカル。




そこから2ブロックほど南へ戻るとこんな廃墟が。

元々整形外科だったようですが、荒れ放題になってしまっています。



かなり古いベンツが置いてあるので、当時はかなり稼いでいたのでしょう。

置いたままなのは何か不幸があったからとかなのでしょうか。

いずれにせよ、旧駅から徒歩1分、現役市役所から徒歩2分の場所でこれは本当に酷いですね。




更に北にある初代夕張駅との間には、ゆうばりキネマ街道なるものが。



こんなものや




こんなものが。

通りに沿って十数点の古い映画のポスターが飾られており、観光都市として人集めに勤しんでいたのが伝わってきます。

男はつらいよや高倉健さんなど名前だけは聞いた事ありますが、全然世代が違うので知らない映画…



初代の駅があったところ。

炭鉱用だったこともあり、かなり広い場所です。

希望の丘と名付けられてますが、希望なんて無かった…




初代夕張駅跡には夕張市石炭博物館がありますが、当然ながら冬季休館中。

釧路にて炭鉱博物館自体は行きましたが、こちらは比べ物にならないぐらい広く展示も充実していそうなのでまた来たいと思います。



日没を迎えたのでこれにて夕張探索終了。

まあだいたい開いてなかったところが大半でしたが大体回れたやろと思ってましたが、後々調べたらシューパロ湖がかなり日本有数のダム湖だったので行かなかったことを後悔…

水中に沈んだ橋や道路が見れたらしいので…やはり下調べはちゃんとしないとダメですね😓



そんなことも露知らず、石狩平野へ向けて車を走らせて寄ったのが道の駅あびらD51ステーション。

D51見るぜ!と意気込んで来ましたが、まさかの翌日、翌々日共に臨時休館…

運が悪すぎる…と悲しみ、トイレだけ済ませてさらに進むことにしました。

トイレ、めっちゃ綺麗やしかわいい。



至る所がD51モチーフになっています。

かなりこだわりが感じられますね。




自販機までもD51ラッピングと、抜かりないです。




さらにソフトクリームまでD51モチーフ。

正直開館していても屋外展示はどの道見られ無かったので、こちらの道の駅は再訪必至です。


その後、道の駅サーモンパーク千歳へ行き就寝。

新千歳空港からほど近いのでジェット機の轟音がちょくちょく聞こえてきました。


という訳で久々にボリューミーな1日でしたが、冬季休業中のものがかなりあったので不完全燃焼なところも正直ありましたね。

次回は今期大漁と話題の鮭を見てきます。

それではまた。



今日の食事(税抜き*)


朝食:セコマ 小海老天そば  ¥99*

昼食:セコマ 和風豚焼きうどん  ¥118*

夕食:セコマ チキンカツ丼[旨みそ]  ¥430*

        Aコープ 刺身盛り合わせ(半額)  ¥299

税込合計:¥997