道征くかつどん旅

日本各地を旅したり,ダート林道に赴いたり.

ふらの旅(日本一周55日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。





55日目(11月23日)


今日も道の駅びえい「丘のくら」にておはようございます☀️

今日こそは青い池へと思い車を走らせると、目の前に感動する光景が広がっていました。

昨日は曇っていたので見えませんでしたが、雪をたたえて上半分が真っ白くなった山が壁のように連なります。

早春の富山で見かけて感動した景色を思い出します。



電柱の無いところで見たいなあと思い、道を逸れて美瑛川沿いへ。

ここも電柱あるんですけどね()



少し進むと電柱が見えなくなり、絶好のビューポイントに。

畑と十勝岳、美瑛町の良いところ欲張りコース。

北海道移住したくなります。




そして目的地の青い池到着。

地元に金を落とさないゴミ旅行者なので手前から1キロ歩いて向かいました。

エメラルドグリーンの湖面。

雨の日から日が経ってなかったので心配してましたが、全然綺麗な青さです。

とはいえこれでも1番良いシーズンでは無いので、再度シーズンに訪れたいですね。



青い池が青く見える理由は白ひげの滝より湧出するアルミニウム由来のコロイドが青い光を散乱するからだとか。

高校化学以来に聞いた言葉、コロイド。




青い池売店。

青い池色の食べ物、食欲減退効果しか無さそうやけど大丈夫なのだろうか…




青い池を離れ、十勝岳望岳台へ向かいます。

北海道r966の青い池白金温泉間はピンポイントで十勝岳が顔を覗かせてます。

これは十勝富士と呼んで差し支えないな。




十勝岳望岳台防災シェルター。

この100年以内に噴火したことのある活火山なので、こちらのようなシェルターが整備されています。

素晴らしい自然に恵まれてかつ温泉という恩恵を受ける反面、噴火のリスクがあるというハイリスクハイリターンな場所と言えます。




屋上より望む十勝岳。

残念ながらちょうど雲が出てきてしまい十勝岳を拝むことはできず。

青い池は標高500mほどですが、こちらの望岳台は900mを超えるので仕方ないと言えば仕方ないです。

そして、見てわかる通りの雪景色。

白金温泉までは標高がそこまでなので道路に雪は積もってませんでしたが、そこより先の標高650mを超えた辺りからは影の部分に雪が残り、更に上り標高800mオーバーになると道路全面が雪。

なので、北海道r966の冬季通行止めゲートより先へスキーで行く方々が見られました。

中には〇〇高校スキー部と書かれマイクロバスなども居て、流石北海道〜と感心しきり。



ここより下側はまだ緑が見られます。

12月には雪シーズンに入るので、緑が見られるラストかと思われます。




シェルターの中には噴火に備えたソフト・ハード両面の対策に関する資料が展示されています。

白ひげの滝直上の川の上流になんかあるな…とは気づいていましたが、泥流対策だったんですね。

洞爺湖温泉周辺と同じような対策が施されているようですね。



外に出て登山道入口前まで行きました。

眺めている前後にも数人下ってくる方が居ました。

車が多く停められていましたがまさかみんなが皆登山客ちゃうやろ〜と思ってましたが、意外とただ望岳台まで来た人の方が少なそうな雰囲気でした。

今ぐらいが雪山でもまだライトに登れるからなのかしら。




注意看板。

こう見ると火口からかなり近いことがわかります。

逆に日帰りで行って帰ってこれる気軽さの所以とも言えるでしょう。

そして後ろにはちょうど下りて来た登山者が見られます。



噴火慰霊碑。

60年前とはいえ、地球規模で考えるとごくごく最近の噴火ですね。

それではこれにて雪景色とは一度おサラバ。




おサラバして向かうは富良野。

富良野と言っても上富良野町、中富良野町、富良野市、南富良野町とたくさんありますが、とりあえず一番北にある上富良野町から南下しようと思います。

まず向かったのはジェットコースターの路。

天には続きませんが、道が大きくうねっているのが分かります。




ジェットコースターの路の案内板の先には先程まで居た十勝岳が見えます。

かみふらの八景のひとつみたいですね。

左にチラッと写ってますが、この急坂を自転車で来ている方がいました。

中々の健脚です…😲




十勝岳爆発横死牛馬追善記念碑。

こちらは1962年の噴火ではなく、大正15年の噴火時の模様。

その当時は馬がまだまだ現役であったため、馬が25頭も亡くなったそうです。



お次は見晴台公園。

旭川から日高町の太平洋沿岸まで抜けるR237沿いにあります。

先程のジェットコースターの路は高台ですが、市街地のすぐそばでもこれが見られるのはとても素敵。




日没前最後に向かったのがこれまたかみふらの八景のひとつ、パノラマロード江花。

正確にはそこから少し下ったところです。

地点を変えても素晴らしい景色は変わらず、非常に魅力的な町です。




ということで景色を堪能した後は飯を。

調べると、上富良野駅近くの第一食堂という所が有名らしいのでそちらへ伺い、人気メニューの豚玉丼を注文。

何枚入ってるねんという豚肉てんこ盛りの丼に味噌汁とスパゲティサラダが付いてお値段800円也。

美味しいもんたらふく食べられてこちらは幸せですが、逆に心配になってきてしまいます😨

お店の雰囲気は、ちょうど女将さんの姪さんが遊びに来ており、なんだか正月に祖母宅で親戚が集まった時のような雰囲気でした。

騒がしくて申し訳無いと謝られましたが、温かい空気だったので全然気にならず寧ろニコニコ😊



近かったので上富良野駅へ。

すぐ先が根室本線になるので、一本道のせいで寂しい路線図の宗谷本線とは全然違いますね。




また、本数も1時間に1本とまではいかないものの、そこそこ走っているみたい。


この後寝床を探し回り、結局見晴台公園に落ち着きました。

南富良野から美瑛まで道の駅空白区間なのは痛いですね…😣

美瑛には2箇所あるのに上富良野町、中富良野町、富良野市には無いのは何故なんでしょうか…?


というわけで、次回は北海道の中心を訪ねます。

それではまた。



今日の食事(税抜き*)


朝食:無し

昼食:無し

夕食:第一食堂 豚玉丼  ¥800

税込合計:¥800

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