大雪山の美味しい水(日本一周53日目)
みなさんこんにちは、かつどんです。
寒波is coming。
雨のおかげで昼間14℃の次の日が腫れてて昼間2℃は死にます😇
布団に入ってる分には問題無いのだが…
53日目(11月21日)
道の駅とうまでおはようございます。
向かうは旭川市内。
というのも、上川町で寝た時に寒すぎて途中で起きてしまい、これはこの先やってられんぞと思い掛け布団を追加することを決意。
とは言うものの、ちゃんと買う予算も無いのでダメ元でジモティーを探したところ旭川市内でタダで貰えるものを発見。
てなわけで十勝平野目前でしたが踵を返し戻って来たと。
写真はその頂いた掛け布団。
ただですら狭い軽自動車の更に半分のスペースで寝てるので、二つ折りだと収まり切ってません。
かといって三つ折りにするとしなやかさが足りずなんか気持ち悪かったので二つ折りでなんとか使っております。
サイズとしてはジャストでは無いものの、今までの寝間着だと暑すぎるぐらいになったのでとてもいい物を手に入れることが出来て満足です。
最低気温マイナス2桁、かかってこい😜
せっかく旭川まで戻ってきたので再度麺処ajitoにて特濃ジャンクまぜそばを頂きました。
今回は大+追い飯を頼んだのでボリュームは非常に満足。
ただ、一度目から間が空いてなかったので前回の溜まりに溜まったまぜそば欲を発散できた時程の美味しさは残念ながら感じられませんでした。
やはりこういった類いのものは最低でも1週間ぐらいは空けたいもんですね。
腹ごしらえを済ませて、青い池で有名な美瑛方面へ向かいます。
その途中にある道の駅ひがしかわ・道草館はmontbell併設の道の駅。
まあ何処行っても置いてあるジャンル自体は変わらないのですが、montbell店員の友達オススメのクリップオンサングラスを買いたかったので寄りました。
前々から買うつもりで躊躇してましたが、特に荒天翌日にオロロンラインを走った時に照り返しが凄すぎてまともに前が見えなかったので迷ってる場合ちゃうなぁとなり購入を決意できました。
そこまで極端に目が悪くは無いものの運転中にメガネはかけていたいので、メガネをかけつつ遮光出来るので非常にいい買い物したな〜って感じ✌️
残念ながらこの日は生憎のお天気だったのでサングラスが活用することはありませんでしたが。
道の駅の前の道道をそのまま大雪山方面へ進むと忠別湖に至ります。
出来れば散策をしたかったのですが、雨がそれなりに降っていた上、風も出ていたので写真を撮って少し眺めるだけにしておきました。
こちらは展望広場より見るダム。
手前が重力式コンクリートダム、奥がロックフィルダムの複合ダムという初めて見る形式のダムでした。
どういった経緯でこのような方法を取るに至ったのか非常に気になりますね。
忠別湖を過ぎると大雪山国立公園園内となります。
左に行っても温泉、右に行っても温泉というなんだか贅沢な分岐ですね。
やはり火山の麓なだけあって各所に温泉があって魅力的です。
分岐左側の旭岳温泉側へ行くと忠別川を渡ることに。
写真は橋から湖側を眺めて。
左右の岸壁や目の前の河原、どデカい流木から察するに、雪解けの時期には目の前の河原が水底になり全体が川幅になるぐらい流量が増すのだと思われます。
橋を過ぎ旭岳温泉へ向かわず忠別湖対岸へ向かう方向へ曲がると、大雪旭岳源水公園なるものがあります。
すぐ近くの山林の中にある大雪旭岳源水の源泉より引かれた地下水が大量に穴から流れ出ており汲むことが出来るようになっています。
なんとびっくり、ここ東川町は上水道が無く、全て湧き出てくる地下水で賄っているそう。
汲む手間があり多少不便にはなるものの、地域の特産品を日々の生活に活かしており、町民に町特有の強みを
旭岳温泉の方はビジターセンターがあり立ち寄っていると日が暮れること必死なので、少し戻って先に天人峡温泉の方へ行くことに。
こちらも層雲峡と同じく大噴火の際に出来た岩盤を水により抉られることで刻まれた急峻な地形が見られました。
普通はあまり目につかないただと直線道路の脇ですが、ここは車を停めて眺めたくなります。
途中雪道を通り天人峡温泉に到着。
こちらは先程よりももっと高い位置に柱状節理の絶壁を見られます。
温泉の湯気か霧かは分かりませんが、非常に雰囲気が出ていて良い。
橋の上で写真を撮ろうかと思い足を乗せた瞬間ツルっと。
シャーベットだと思って安易に足を踏み入れましたが実際は完全に凍ってスケートリンク状態で、危うくそのまますってんころりんとなる所でした。
耐えられて良かったです。まだ若いからか?
そして駐車場の目の前には足湯が。
というよりここの駐車場が足湯の駐車場ですね。
雪の積もる寒い日に誰も居ない山奥の足湯に一人浸かるのはとても気持ちが良い☺️
景色を眺め、脚先の温かいお湯に身体全体が癒され、野菜ジュースを飲んでホッと一息つきます。
ここでは本当に時間がゆったりと流れていました。
非常に気持ちよく過ごせた天人峡温泉ですが、Googleマップで見た感じ7,8軒の建物が見られますが稼働しているのは1軒だけの模様。
とても良いところなのにこんなに寂れてしまったのが残念でなりません。
ちょうど日没前後の時間で、次第に辺りが暗くなってきたので足湯から上がり旭岳温泉を目指して来た道を戻ります。
天人峡温泉手前の橋が一番積もっていました。
シャーベットと氷の中間のような不安定な状態で速度を出す気にならない路面ですね😅
分岐まで戻った後、旭岳温泉へ。
こちらは旭岳へ至るロープウェイがある通り、だいぶ標高が高くなるので天人峡よりだいぶ積雪量が多い中を走りビジターセンターに到着。
衛星画像と場所が違ったので最初は戸惑いましたがともかく目の前にあるのがビジターセンターなので中へ入ります。
天人峡エリア登山図。
注意書きにもありますが、トイレが無いんですよね。
温泉宿に泊まれという話ではありますが…
そして荒廃して通れない登山道、自然の脅威を感じます。
こちらにも地下水の話が。
ただ、全国でも珍しいとの事なので多分他にも同様の自治体があるみたいですね。
巨大なアカエゾマツ断面。
樹齢300年越えとのことで、江戸時代の中頃あたりからこの地に生えていたかと思うとおもしろいですね。
携帯トイレ体験コーナー。
どこにでもコンビニがあったり公園に公衆トイレがある現代でも、山の中ではそうはいきませんよね。
ましてや野糞する訳にもいきませんし…
実際層雲峡から三国峠を抜けて幌加温泉まで行った後引き返して感じましたが、改めて大雪山国立公園の広さを感じます。
「富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って、山岳の大さを語れ。」という名言を残した詩人、大町桂月。
大雪山然り知床然りビジターセンターへ行く度に登山してみたい欲が増します。
僕も山岳の高さそして大さを語りたいもんです。
雪の中下山し美瑛町市街地へ。
雪に慣れてる地元民、速い…
コインランドリーで洗濯している待ち時間に買ってあったのにずっとめんどくさくて放置していたハロゲンに交換。
見やすいのは黄色やろ!てことでIPFの2400K deep yellowにしました。写真やと絶対分からんけど。
ただでさえリフレクターのメッキガビガビな上にパッキンが悪いのか水滴着きまくりで爆光中華LEDでも暗かったローが更に暗くなりました😇
窪んだ丸目なのでLEDのままで雪が降ると完全に蓋されてしまうのでそれと比べたらマシですが、雪降ってないとただただダウングレードしただけですね…
という訳で道の駅びえい「丘のくら」に着弾し就寝。
明日は丘のまちを体感してきます。
それではまた。
今日の食事(税抜き*)
朝食:無し
昼食:麺処ajito 特濃ジャンクまぜそば大+追い飯 ¥850
夕食:無し
税込合計:¥850