道征くかつどん旅

日本各地を旅したり,ダート林道に赴いたり.

館巡り(日本一周44日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。

朝ごはんを食べなければどんどん腹が空くことも無いので、朝ごはん食べなくなってしまいました。

どんどんガリガリになって行く…🫠



44日目(11月12日)


道の駅わっかないで起床。
着いた時に中は見たのですが、暗くて見られなかった外側を見ていきたいと思います。
こちらは日本最北端の線路のモニュメント。
かつてはここから更に樺太へ向かう船に乗る人のために防波堤まで線路が伸びていましたが、今日ではここが本当に最北端となります。



駅構内から見るプラットフォーム。
終点なんだなあと実感します。



お昼の1時ですが、次の列車は4時間半以上も後の特急。
ここは観光地なので泊まれるところがまだ多くあるとはいえ、乗り遅れたら悲惨です。



駅の400mほど北には稚内港北防波堤ドームがあります。
防波堤と言われてもなお、本当に防波堤?と思うような形状。



正面から見るとこんな感じ。
柱の造りや意匠などから、聖堂に居るような感覚がします。
こんなに長い訳はありませんが。



防波堤ドームの中。
かつて稚内桟橋駅という鉄道駅だっただけあって、中々に広いです。
と言ってもこの中を列車が通った訳では無く、柱の外側に線路がありドーム内はプラットフォームになっていたようです。



稚内-大泊を結ぶ稚泊航路の記念碑。
かつてはここから何万もの人が当たり前のように樺太へ渡っていたみたいです。



C55機関車の動輪。
旧ソ連に侵攻される以前の時代は当然の如く蒸気機関車が現役の頃でした。
今では博物館などでしか見られませんが、今現役の車両達もいつの日か同じく博物館でしか見られない日が来るのだろうなと思うと乗れるうちに乗っておかねばと思います。



ということで、ノシャップ岬へ向かい稚内市立ノシャップ寒流水族館へ行きます。
お隣の青少年科学館と合わせて500円のチケット代で入れます。
こちらはホヤ。
こんな巨大になるんですね…
照明も相まってなかなかに不気味な様相をしています。



ミズダコ。
狭いところが好きなはずですが、蛸壺から出てきて微睡んでました。



ホウボウ。
赤い体色と胸びれ青色が映えます。
もう少し青と緑が混じるものだと思ってましたが、緑色は見られませんね。



館内にはドクターフィッシュ体験コーナーもありましたので、体験してみることに。
足湯のように足を入れるイメージでしたが、手の角質を食べてもらうかたちになります。
手を入れるとすぐ群がって来て、せっせと角質を食べてくれます。
感触としては少しこそばゆい。
3分ほど啄んでもらいましたが、実際効果があったのかは謎です。



沖縄の方で大繁殖してると噂のプレコ。
ごつくてかっこいい見た目をしています。男の子好きそう。
どんぐらい鱗が硬いのかコンコンして確かめたくなりますね。



丁度首が伸びている時のスッポン。
左右に移動する度に餌をくれ〜と着いてきます。
でもマヌケ面で可愛くは無いかな…



オオカミウオ。
これを見るために来たと言っても過言では無いので見られて嬉しい😄



悠々と泳ぐオオカミウオ。
円筒型の水槽で、ずっと泳ぎ続けられるようになっています。
複数のオオカミウオが飼育されており、泳ぎ続けているものもいれば底でじっとしているものも居ました。
それにしても長いですよね。



しかし、正面から見るとかなり醜い顔してますな…
ガチャガチャの歯にボコボコの額、どこ向いてんねんという左右非対称の目…
うーん醜い…😓



孤独の老ペンギン。
少し前まで3羽居たみたいですが、天寿をまっとうし今ではひとりぼっちになってしまったそう。
末永く生きて欲しいです。




中を見終えたので外のプールに行くと、丁度飼育員さんが餌やりするタイミングでした。

普通に給餌するのではなく、輪投げを行いそれの褒美として餌を与えていました。

にしても器用にキャッチするもんで偉いですね👏



移動してお隣の青少年科学館へ。
こちらは別館の南極越冬隊資料展示コーナーに置いてあった雪上車。



運転席には2本のレバーが生えていました。
これで左右のカタピラを操作するのでしょうか。



履帯を観るかと思って屈むと、なんとびっくりタイヤが。
タイヤで駆動してるの!?と一瞬びっくりしましたが、多分ただの引き摺りなはずです。
最後輪がスプロケットのようになって履帯に噛んでいたので、それが動力伝達用だと思われます。



南極地域特別観測隊建物解説書。
越冬も過ごす建物の設計にあたり、基準の検討から各設計の要綱を事細かく記されていて非常に面白い資料でした。
当時は何のデータもなく設計基準すら判然のしない中で一から検討し基準を設け、それに合うようにデザインを行い、基準に合致する材料を決定し、設置に係る手順を検討する、という流れで、工学系の学生にとってとても参考になる資料だなと感じます。
未知の領域に挑む人間は本当にカッコイイですよね。
この後、プラネタリウムにてオーロラの上映を見ました。
オーロラ、いつかは見てみたいものです。



R40起点のすぐ先にある青看板。
旭川まで250kmと、網走より全然近いですね。
本当はR238の終点の潮見5丁目にある青看板も撮るつもりだったのに完全に忘れていました…悲しみ…😢😢



科学館を出て夕食を食べに行く途中、何やら面白そうな場所を発見したので行くことに。
港の市場に隣接する稚内市樺太記念館。
こちらの建物ですが他には飲食店の他、ヤムワッカナイ温泉が入っています。



記念館前のマンホール。
ガンダムです。
全くもって未履修なのでなんでガンダムなんでしょうか?



稚内桟橋駅の再現ジオラマ。
当時の賑わいが見て取れます。



港側には貨物線があります。
プラットフォームは柱があるので乗り降りはそこまで便利では無さそう。



樺太の現況。
橋脚だけ残った姿が寂しいですね。
パルプ工場は煙突だけ当時のまま残っており、耐久性の高さが窺えます。



ループ橋。
盗人猛々しい…



樺太を走った鉄道達。
よく見るDE51なんかより二回りほど小さく見えます。
北の果てにある樺太ですが、特に東側は南北を貫くように鉄道が走り、西側も鉄道が整備されており活気がある土地だったことを初めて知りました。
米の育たない北の地なので勝手に人の少ない土地だと思ってましたが、戦前には最大40万人も住んでいたというのは本当に驚きです。



閉館時間の17時になったので夕食を食べに行きます。
ボリューム満点でかつ安いところと言えばやはり台湾料理屋ということで、味源稚内店へ。
台湾豚骨ラーメンとチャーハンのセットで880円という価格は本当に助かります。
ただ、一食目が少なかったのもあったので大盛りでも食べられたなあ感。
もう食べ終わってしまったので仕方ないので、セコマで翌日の朝食用のパンを買ったあと道の駅わっかないへ戻ります。



雨も風も強かったので天気予報を見たところ、とんでもない大荒れの天気という予報が。
台風並みの荒れたお天気…



天塩川河口から日本海側へくっきりと前線が伸びていました。
この後、朝にかけて更に風は強まり、うるさすぎて中々寝付けず…


というわけで、「館巡り」の館は水族館、科学館、記念館の3つの館の事でした。
次回は雨の中移動します。
それではまた。



今日の食事(税抜き*)


朝食:無し
昼食:セコマ チョコチップスナック(6)  ¥110*
夕食:味源 ラーメンセット  ¥880
税込合計:¥998

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