地獄の釜と大紅葉(日本一周33日目)
みなさんこんにちは、かつどんです。
艦これのアニメ2期がやっと放送開始らしいです。
1期は中学卒業間際の時だったので本当に昔の話ですね…
33日目(10月31日)
道の駅摩周温泉2泊目。
足湯が素晴らしく気持ちいいのを知ってしまったので6時から足湯に入ります。
外が寒いほど足湯の温かさが染みて良いです🥰
道の駅のすぐ側に湧き水があるということで、ちょうど水が切れそうだったので汲みに行くことに。
水汲み場は2箇所ありましたが、道の駅の裏手にある森の天然水の方は湧いてないのか止められているのか1滴も見当たらず断念。
道路を渡った先にある摩周の湧き水はいい感じに湧きまくってました。
タンクなんかに汲む用の漏斗があったのでそれを使うとものの5秒もせず使用している水入れが満タンに。
これでしばらく米炊いたりカップ麺を食べたりするのに不自由しません。
朝日を背後に浴びながら阿寒湖までドライブ。
早朝のドライブは本当に気持ちが良いです😌😌
放牧されてる牛や馬は見ることはできませんでしたが、この景色は本当に素晴らしいとしか言い表せないです。
永山峠を越えて阿寒湖へ。
ちなみにこの峠は北海道にしては割とキツめなカーブが多くて本州の峠道のような印象でした。
阿寒湖に来ましたが、まだ朝早くてエコミュージアムセンターが開いていなかったので仮眠。
思ったより寝すぎて10時半頃に阿寒湖畔エコミュージアムセンターへ。
種々の標本が迎えてくれ、阿寒湖周辺の地理を知ることができます。
まりもって湖全域ではなく北部の方にしか居ないんですね。
センターより出てボッケ遊歩道へ。
森の中を進む先に阿寒湖が見えてきます。
右奥の辺りがまりも生息域になります。
遊歩道の名前にもなっているボッケ。
火山の地熱により煮えたぎっている泥沼。
もしここの中に落ちようものなら完全に地獄です…😱
浜辺から望む阿寒湖。
火山湖ではあるあるの小島が見られます。
この後左から遊覧船が横切って行きました。
遊覧船はまたお金に余裕が出てきた際に再訪して乗りたいです。
遊歩道では根こそぎ倒れて根っこ剥き出しの倒木が。
こんだけ根が張ってても倒れるもんなんですね。
別に遊歩道に重なってる感じでもなかったので人為的に倒されたとも思いませんしどうなんでしょうか。
アイヌ木像。
写真で見た時もおもいますが、和人とは違う人種だなと感じますよね。
彫りが深く濃い髭をした姿ですが、遥か彼方の琉球人と遺伝的に近いというのは非常に面白い話ですよね。
この日は晩に北見の友達の所へお邪魔するので、時間を気にしつつ北見方面へ移動します。
R241永山峠の双湖台。
ペンケトーとパンケトーの2つの湖が見られることから名付けられた場所ですが、パンケトーの方はギリギリ見えない…
建物上とかであれば見えるんでしょうけど、こればっかは仕方ないですね😅
お次は双岳台。
こちらは正面の雄阿寒岳と左端にちょろっと見える雌阿寒岳の2つの山が見えることからつけられた名前。
富士山のような綺麗な円錐状の山体が美しいですが、雪で真っ白な時のほうがより美しさが増しているのでそれを拝められなかったのは悔しいですね。
こちらもいつかリベンジしたいです。
ということで昨日に続きまたまた屈斜路湖は野付半島。
昨日は行けなかった先端まで散策したいと思います。
しばらく岸壁を歩くと山中?の道になります。
入口はこれでもかというぐらい満開の秋。
今回の旅路でこの野付半島が1番の秋模様でしたね。
私は紅葉狩りに来ていた…?と錯覚してます。
昨日の雨で所々泥濘んでいるところもあったので地面を注視しつつでしたが、ふと顔を上げるとこんなに綺麗な木々があると歩いてて飽きません。
コツコツ、コツコツと音がするので止まって耳を澄まして場所を探ると斜め上すぐ近くにキツツキが。
体色的にアカゲラかと思われます。
この木の幹は完全に中身剥き出しにされてしまってました。
しばらく進むと、今度も何か樹上で物音が。
振り返るとエゾリスが食事中でした。
剥製でも十分可愛いですが、動きが加わると本当にキュートです😍
先端到着。
こちらも目の前に小島が見られます。
ここからだとあまり分かりませんが、航空写真で見るとこの小島はまさに火口なすり鉢状になっています。
展望台直下はオヤコツ地獄という火山活動により噴気の上がる地帯になっています。
ここはこの地熱のおかげで普通北海道では見られれないような種類の生き物や植物が見られる地帯となっています。
確かにこの先の階段は鈴虫なのかは分かりませんが虫の鳴き声が聴こえてきました。
岸壁入口よりこちらまではほぼ起伏が無くサクサク歩いて来られましたが、ここより先の半島北側はアップダウンが激しくなっています。
オヤコツ地獄から先の上り階段が最もキツいので、ここさえクリアできればまあなんとか頑張れるかと思います。
本島を1周した後、再度岸壁側入口より入りオヤコツ地獄までの道のりの半分手前あたりにある和琴共同浴場へ。
昨日入った野湯と違い、こちらは屋内で洗い場も備えられています。
湯加減としてはそこまで熱くないですが、深いのもあって浸かっているうちに芯から温まってきます。
湯船を真上から見たところ。
反射で見えづらいですが、手前の黒っぽい簀子より外側は砂地です。
流石にこれは簀子無かったら入れないですね…😅
風呂も済んだところで北見へれっつらごー。
特にないしノンストップかと思ってましたがあれまあどえらい綺麗な景観が拝められるではないですかということで美幌峠にて一旦停止。
展望台まで歩いて登ります。
展望台頂上でなくても雄大な景色が見られ、圧巻。
日本最大のカルデラ湖なだけありデカい。
展望台頂上。
岩場より屈斜路湖を見下ろします。
中島、そして和琴半島の形くっきりと見えますが、非常に綺麗な形ですねほんと。
また、左側の道路の緩やかな線形もスケールの大きさを物語っています。
本州の峠を通る道でこんなに緩やかなものはそうそうありませんからね。
先程の写真の右側は高原が広がります。
日暮れも相まって綺麗です。
美空ひばりさんの歌う美幌峠 歌詞。
残念ながら世代でないのでさっぱり知りませんでした😅
美幌峠を離れ、スイスイ快適に走ってるうちに北見到着。
友人は4年以上北見に住んでいながらまだ免許取って半年だそう。よくやってけたなあ。
こちらの車、日産のオッティは先輩にタダで貰うのも悪いから1.5万押し付けて買ったそう。
2台合わせて平均購入価格7500円ナリ🙄🙄
そして友人宅に車を置き、20分強歩いて駅前の「肉炉端ホルモン焼 百萬力」という焼肉屋さんへ。
予約してくれていたコースを頂きます。
雰囲気でわかる、これ、お高いやつですわ😨
こちらは前菜。
何ぞホルモン系のポン酢和えとナムルが美味い。
普段内蔵食べる機会なんてないですが、コリコリして美味い。
サラダ。
軟骨の付いた肉もよく分からんが、美味い。
北海道なだけあって流石チーズも美味しい。
ここで、ベーコンは如何?と言われたのでベーコンも頂くことに。
目の前でシェフの方が塊から切って盛り付けてくれます。
肝心のお味は下味の塩が強めに効いており、柔らかい歯ごたえとジューシーな脂が合わさって抜群でございました。
そこら辺のスーパーのベーコンには無いまろやかさ?みたいなものを感じました。
それでいてジューシーで味も濃いのでパンチがあるのでめちゃめちゃポイント高いですこれは。
ここから本番のお肉に突入。
内臓肉の6種盛り。
どれも多分初だと思われる内臓肉たち、どれもこれも美味。
牛ほほはタンに近いような感じ、そして牛小腸が「脂!!!」という感じの脂具合で特に美味しかったです😋
ちなみにこれの前に牛タンがありましたが全然美味そうすぎて撮る前に食べちゃいました🤣
お次に赤身肉5種盛り。
タンは安定の美味さですが、上ロースがまあ上品な味わいで美味しゅうございました。
上ロースを最後に取っておいて良かったです✌️
カボチャなんかの野菜も合間合間に焼きつつ食べました。
焼き物も終わり、〆に差し掛かりまずはユッケ。
当たるのが怖いので普段食べることありませんでしたが、卵黄と絡めて食べると美味しいです😋😋
焼肉に来て言うのもあれですが、僕はやはり焼きより生派ですね😁
さて、最後の最後、〆には肉寿司。
初めて対面する肉寿司。
緊張しつつ口にすると、びびびびっと来る美味さが!
やはり生肉しか勝たん👊
生だと赤身の魚の刺身に近いような味がするんですね。
昔、馬刺しを試食した時の味もこんな感じだったような記憶があります。
ということで、大満足でご馳走様でした。
お会計は友人持ちでしたが、金額を見て思わず怯んでしまいました。
本当に、ゴチです。
またいつぞやの機会に美味い飯を食わして返したいと思います。
そのまま友人宅へと帰り、思い出話やらなんやらに花を咲かせてその日は就寝。
温泉に入りええ飯食うてると本当に幸せですね☺️☺️
ということで、次回は網走監獄へ行きます。
それではまた。