道征くかつどん旅

日本各地を旅したり,ダート林道に赴いたり.

地学のお勉強(日本一周58日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。

布団の中が暖かすぎて、多少の尿意如きじゃ出られません。

だいぶ苦痛になる我慢するとかいうかなり良くない状態。

膀胱炎痛いらしいので、ならないように我慢し過ぎないようにしたいのですがやはり寒さには勝てん…




58日目(11月26日)


道の駅樹海ロード日高にて起床。

割とザーザー降りの雨で萎え…

小康状態の時にトイレに行くも、戻ってきたらまたザーザー降り。

再度小康状態になるのを待ち、道の駅の建物のお隣にある日高山脈博物館へ。



地学のお勉強。

礫岩および砂岩は2の累乗で区分けされてるのが面白いですね。

それに対して泥岩の0.063や0.004というのはどこから出てきた数字なんでしょうか。




同定のフローチャート。

正直この時点で詰んでる気がします…

なんかこれ砂岩っぽいな、礫岩っぽいな、というのは思いますが、見えるのが鉱物のみかどうかはどう判断したら良いんでしょうかね。

また、しましまと言われても…

ちゃんとルーペや顕微鏡で見ないとダメなんでしょうね〜😅




当たり前ですが写真で見ても分からんですね…

有色鉱物の含有量による色の変化は分かりますが、その先はやはり顕微鏡で見ないとダメそう。

そういえば中学の理科で歌を教えられたことを思い出しました。

ゴロゴロマグマが固まってできた、火成岩〜🎶

歌だと未だに覚えてるので不思議なもんです。



先程泥岩の区分けについて述べましたが、これも2の累乗の逆数でやってたんですね。

0.004の時点で察するものはありましたが、納得。




火山由来のものも粒径によって分けられるよう。

全部が全部凝灰岩という訳にはいかないみたいですな。




堆積岩の分類。

石膏が堆積岩の一種類とは知りませんでした。

生物遺骸由来の岩石が多くあるのは驚きです。

生物がそんな高密度で密集することは無いはずですが、何万年何億年という長い時間ではそんなこと関係ないのでしょうね。



そんな感じで見学終了。

展望台を含め4階まであり、自分がこの方面に関して造詣が深くないこともあり非常にボリューミーな展示に感じました。

今まで見てきたのも大体が生き物関連で、また地形なんかの成り立ちに触れてても岩石そのものにスポットライトを当てていたものが無かったのでとても勉強になりました。

まだまだ勉学が足りないのでもっと学ばないとですね😅

写真は道の駅の日高管内案内図。

日高町が平取町を挟むように飛び地になっている?のは知りませんでした。

両方とも同じ程度のサイズなので尚のこと面白いですね。




日高町をおさらばして夕張方面へ向かいます。

ここまでの日勝峠区間は一度通ったところでしたが、ここからは再度初めて走る区間になります。

夕張市内は残念ながらまともな浴場が無かったので途中にあった樹海温泉はくあにて入浴を済ませました。

残念ながら露天風呂が開いてなく、また内湯も一つだけだったので520円はちょっと高いかなあという感想。

そして「はくあ」ってなんやねんと思いましたが、この近くにて恐竜が発掘されたので多分白亜紀から取ったものだと思われます。

ここで、恐竜博物館があるならそれは向かうしかない!と思い、行き先をむかわ町の穂別へと変更。




いつものようにセコマに行くとらとろける3種のチーズ牛丼なるものが。

これ、めっっちゃ美味いです。

申し訳無いけど前日に食べた豚丼より全然満足度高いです😇

肉自体はそらもちろん知れてますが、味付けが抜群に好みに刺さりました。

せっかくなら食う前に写真撮っときゃ良かった…


腹ごしらえ済ませたので寝床へ移動…なのですが、道の駅やパーキングエリアなどが無く、仕方ないので博物館駐車場の端を寝床にする事に。

公園駐車場なんかも無いと思ってたのですが、すぐ近くにあったぽくてなんか博物館に申し訳無い…

まあ明日行くのでええか🙃


というわけで、明日はいざ恐竜博物館へ。

恐竜メインの所は久々なのでワクワクです😚

それではまた。



今日の食事(税抜き*)


朝食:無し

昼食:セコマ チョコチップスティック(6) 2本  ¥-

夕食:セコマ とろける3種のチーズ牛丼  ¥440*

税込合計:¥475

十勝平野(日本一周57日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。
最近バランスの取れたまともな食事を摂ってないので実家の飯の有難みに気付かされます。
ありがとうマミー…😘



57日目(11月25日)


道の駅ガーデンスパ十勝川温泉にて起床。
足湯があるけど冬やしやってないかな…とダメ元で行くと全然入れました。
朝から足湯に入れるのって本当に気持ちよくて良いですね☺️
まあ時間的には全然12時なんですけど。。



解説板をちゃんと読まなかったので何だったか忘れてしまいましたがオブジェ。
右にあるのは手湯なのか、ちゃんと温かいです。



モール温泉のいわれ。
天然の薬の湯だったわけですね。



ほな出発するべと思い車に戻るとなんとフェンダーミラー当時ナンバーの15クラウンとかいう激エモ激レアカーが停まってたので思わずパシャリ📸
30前後の若い方が乗られてましたが、純正のまま綺麗に乗られてて非常にかっこよかったです。
15とか17のクラウンのツートンカラーがめちゃくちゃ好き何ですよね〜😍
というか、セダンでもクーペでもツートンカラーのオタクです…



まあそんな話はさておき、せっかくまた十勝に来たので豚丼が食べたい!となり、調べて向かったのは豚丼のかしわ。
こちらは炭火焼きの豚肉が自慢のお店とのこと。
流石に大は入り切らんなと思い中を注文。
1000円ポッキリなので支払いも楽やし。



with味噌汁&たくあん。
中なので割と常識的なサイズ感で出てきますね。



炭火の香り漂わせるお肉は柔らかく美味。
しかし、残念ですが前回食べたぶた肉のとん田が本当に、本当に美味しかったのでそれと比べると全然劣ってしまう…
向こうは濃いタレにしっかり漬け込まれており、そのタレも自分で更に追加できる上、ニンニク一味と山椒をかけると本当に本当に美味しかったので、その期待値の高さを超えることができず黙々と食べてるうちに食べ終わりました。
決して美味しくない訳では無かったのですが、何とも言えない気持ちに…
ただ、こちらは大や特大が選べるので量を食べたい人には良いのかもしれないなと思いかけましたが向こうも大盛りあるみたいなので…炭火焼きが好きなら、という感じでしょうか…



まあ腹ごしらえできて満足、ということで向かったのは十勝牧場展望台。
というより、この手前に有名な白樺並木があってそこを過ぎた先にたまたまあった感じです。



展望台にある高台に登ってぐるっと見回すと、牧場が一面に広がっていること、そしてここ十勝平野が山にぐるっと囲まれていることがわかります。
木々が生い茂る方からは鳥のさえずりも聴こえ、非常に長閑な雰囲気。



大雪山方面を眺めて。
多分三国山もこの中にあるんじゃないかと思います。
そう考えるとすごい変なルートを通ってきたなぁ…



戻って白樺並木。
約2キロも未舗装の白樺並木が続きます。
本当に白樺があると露骨に北海道であることを感じます。



正面から。
轍が三本、変に感じます。
奥が牧場という関係で大型トラックも通るので交通量は多くないものの幅広に作られているようです。



白樺並木はここ一帯の区画に対して斜めに走る道路になっています。
こちらは展望台から下ってきて白樺並木の方に折れずに真っ直ぐ向かった道。
こちらは片側だけですが、白樺が道路に沿って並んでいます。



元々こちらの通りが入口となってたけど遠回りになることや市街地の前を通ることから、最短距離でぶち抜く白樺並木が作られたのかもしれないですね。
どんな経緯でこの道が作られたのかなあなどと想像しながら走ると楽しいですね☺️



この時点で前回のオイル交換から7500キロを過ぎていたので、初めてお店にオイル交換を頼みました。
なんか何もせずに自分の車が整備されているのを眺めるのは不思議な気持ちです。
しばらくはオイル交換頼むことはないと思うので、貴重な経験になりました。



作業待ちの間に寄ったメガドンキで買ったミックスナッツ。
750gとかいうバカみたいなサイズですが、一日にそこそこの量を食べても全然無くならないので良いですね〜😁


その後、もう1日残って豚丼再チャレンジも考えましたが結局十勝平野からおサラバし日勝峠を越えて道の駅樹海ロード日高へ。
晩飯を食うか悩んだ末、閉店5分前のセコマに滑り込んで一番安いカップ麺を食って就寝。


これまで食べてきたものは基本どれも美味しく大満足だったので、美味しいし量も足りてるけど全然満足出来ないというあまりない体験をした一日でした。
今でもこの時もう1日残ってちゃん食べて満足しておけば…という未練もありつつ、また帯広に来るインセンティブになるからええかという気持ちもあります。
なので、是非帯広にはまた訪れたいと思います。
一応通販もあるみたいなのでまずそれ頼もうかしら…


というわけで、明日は日高山脈のお勉強をします。
それではまた。



今日の食事(税抜き*)


朝食:無し
昼食:豚丼のかしわ 炭火焼き豚丼  ¥1000
夕食:セコマ ごつ盛りコーンみそラーメン  ¥109*
税込合計:¥1117

北海道のへそ(日本一周56日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。

お察しの通りどケチなのですが、よく安物買いの銭失いをやらかします。

それでも未だどケチなので救いようがない…😇




56日目(11月24日)


見晴台公園にて起床。

特に何も食べずに出発し向かったのは富良野市立富良野小学校。

富良野市は所謂へそと呼ばれる北海道の中心地であり、こちらの小学校にそれの碑が設置されています。




北海道中心標。

昭和新山の如く赤い岩が他の普通の碑と違ってて良い感じです。




重力測定などの機器が据え付けられた台座があったのだとか。

というより富良野市章、なんか電車の先頭車両についてそうなマークやな…




小学校はちょうどお昼すぎの授業中で、帰ろうとした時にチャイムが鳴って子供たちが出てきました。

放課後にしては出てくるの早過ぎないか?とも思いましたが、元気でよろしい。

ちなむと小学校時代、僕は遊具で跳ね回ってました。

球技が苦手だったもので…😅



富良野市街地を離れる前にセコマでいつものようにパスタを2つ食べて腹ごしらえを済ませて南下。

国道沿いにそのまま南富良野へ抜けるのも面白くないので根室本線に沿って金山ダムへ。

見ての通り割と小ぶりなダムです。




展望台よりダム湖を見下ろして。

かなやま湖は空知川上流の魚にとって海とも言える存在なのだとか。

そのため、降海型の魚たちは上流から下ってきてこちらのかなやま湖でしばらく暮らし、産卵の時期になるとまた上流へ遡上するのだとか。

なので、実際海に降りてないので陸封型でも降海型なのだとか。

人間によって生態が変えさせられてしまったわけですが、産卵場所にたどり着かないよりかはマシなのでしょうかね…




そばを走る根室本線はこのような山の中を抜けていきます。

ご存知の通り富良野-新得間は廃止が決まっており、もうしばらくしたらこの線路もお役御免となります。

東鹿越以西のため一応営業区間ではありますが、手前の金山駅下金山駅周辺は閑散としている様子だったので致し方ないかと思います。

時代にそぐわないものはインフラと言え淘汰される運命です。

ましてや民間企業が担ってるわけですしね。




かなやま湖を抜けると道の駅南ふらのへ。

こちらもどデカいmontbellストアがあります。

友人から聞いていた通り、広い店内はガラガラで落ち着いた雰囲気なものの、登山からサイクリング、釣り、カヌーなんかの多種多様なアクティビティに関する商品が置いてありました。

ハイシーズンの土日なんかは多くのお客さんで賑わってるのか予想されます。



こちらでもど冷えもんが大活躍。

結局北海道来たのに未だ鹿肉もラム肉も食ってないので何かしらのタイミングで食べないとですね…



montbellのお隣には南ふらの物産センターがあります。

熊の注意喚起がされてますが、こちらは11月10日に出没とのことで2週間も出てないのであまり多くは居ないものと思われます。




顔ハメパネル。

やはりポテトチップスの原料のじゃがいもの一大生産地なだけあり、ポテチ推しです。




道路を挟んだ向かいにあるJAふらのの工場にて湖池屋のポテトチップスが作られているそうです。

ポテチにはいつもお世話になってます本当に。だいたいカルビーやけど…




あと日没まで1時間ありどうしようかと考え、2回目ではあるものの知床の漁師さんにオススメされた十勝川温泉に行きたいので十勝方面へ急ぎます。

途中の狩勝峠はギリギリ日没直後のまだ暗くなりきる前に到着。




標高1000mを超える日勝峠と違い狩勝峠は650mほどなので、思ったよりすんなり着きました。

そして寒さもびっくりするほどでは無かったです。

他にも色々見て回ったので、すごい絶景!とはならなかったものの綺麗でした。



どこの主要な峠にも歌があるみたいですね。




日本新八景狩勝峠入賞功労者顕彰碑。

まあ普通に景色のいい峠ですねと言いましたが、実は平原部門で新八景だったみたい。

確かに、知床峠やオロフレ峠、三国峠は平原では無いですしそら該当しないですね…



狩勝峠展望台の施設は廃業してるのか寂しい様子。

自販機と公衆電話にだけ物悲しくも明かりが灯っています。




峠を超えるとすっかり夜。

途中清水町に入ってからは1ヶ月ほど前にも見た光景が続きます。

十勝川温泉は十勝平野の東端なので平野を横断することになります。

今宵入るのは十勝幕別温泉グランヴィリオホテルに隣接する日帰り健康ランド華のゆ。

十勝川温泉とは7,8キロほど離れており若干異なるものの、同様にモール温泉が有名なところなのでこちらに決めました。




内湯はとても広く、低中高温の湯がそれぞれあります。

露天風呂は高温のものとそれの下流に浅い低音のもの、それに釜湯があり、どれもモール湯ですが何度も楽しむことができます。

また、露天風呂から平野を舐めるように見回すことが出来る眺めの良さもポイント高いです👍

本来は950円ですが、19時以降で-200円、JAF定時で-100円の合計300円引きの650円で堪能できるのは非常に嬉しいところ。

更に、湯上りに漫画コーナーで休めるので、950円でも満足、650円は泣いて喜ぶクオリティの温泉でした。

写真はマスコットキャラクターの玉次郎と玉姫。

姉貴と弟ってこと…?


その後、道の駅ガーデンスパ十勝川温泉に行き就寝。

ほなら最初から十勝川温泉行きゃ良かったやろ…とも思いますが、良いスーパー銭湯だったので問題無し。


次回は本当に美しい平原を見にいきます。

それではまた。



今日の食事(税抜き*)

朝食:無し

昼食:セコマ チキンペペロンチーノ  ¥118*

夕食:セコマ 和風豚焼きうどん  ¥118*

夜食:セコマ クリーミーカルボナーラ  ¥118*

税込合計:¥381