-20℃の世界(日本一周37日目)
みなさんこんにちは、かつどんです。
これを書いている時間軸では風速10m近くあるみたいですが、明日は風速が18mという予報が出ており非常に震えています。
しかも北風なので気温も下がるしでいい事ないです…🥲
37日目(11月4日)
道の駅かみゆうべつ温泉にて2回目の起床。
R238を北上していきます。
最初に寄ったのがコムケ湖。
湖口は絶賛工事中でした。
ベストな時期に行けば花が映えそうな景色。
コムケ湖沿いの道は海岸線とかなり近いので海が荒れている日は通れなさそう。
また砂地なので轍に沿って走るべし。
こちらの杭から奥は先程の写真でわかるように砂浜側の路肩がコンクリで補強されていました。
高波で崩壊したのでしょうか。
コムケ湖は水路で繋がった3つの湖が並ぶ形になっています。
こちらは1番北西にある湖。
それぞれに名前付けないのは湖沼が多すぎるからなのかな?
全域が景観や鳥獣保護区域に指定されてます。
国道に戻る道沿いには牧場があるので牛横断注意の標識が。
顔面真正面の牛さんがかわいい。
右の建物は倒壊してしまっています。
国道を北上し紋別市内へ。
いい時間なのでセコマで昼ごはんを。
大手コンビニだと550円ぐらいしそうなチャーハンが400円で買えるのでアド🤞
ご飯を食べ終えカニの爪オブジェへ。
まさかの40年ものらしいです。そんな昔から…
爪爪爪🦀
爪withマイカー。
爪を見終えたので道の駅オホーツク紋別へ。
道の駅併設の北海道立オホーツク流氷科学センターに行きます。
大学生だとドームシアターも合わせたセットで250円で入れます。
こちらのセンターでは極寒体験室で-20℃の極寒の世界を体感できます。
入口にはシャボン玉と濡れタオルが置いてあり、シャボン玉が凍ったり濡れタオルを振り回して凍らせたりといった体験をすることができます。
ホッキョクグマの剥製。
流石に世界最大のクマなだけあって今まで見てきたヒグマの剥製より全然デカいです。
ゴマフアザラシ。
アザラシ動いてたら可愛いんですが後ろ足まじまじと見てるとちょっとキモい…😅
オヒョウ。
めちゃめちゃでけぇ。
海でこんなのに出くわしたら腰抜かして死にます😇
ダウリアチョウザメ。
キャビア食べたことがないのですが美味いんでしょうか。
世界三大珍味ではフォアグラだけ食べたことあるのですが、美味いと言えば美味いし微妙と言えば微妙というような…
"良い大人"になれば美味さが分かるのかしら。
オンデンザメ。
僕の身長と同じ大きさですが最大で4mを超えるということでこれでも全然小さいという。
しかしかっこいい顔では無いですね🤣
オオカミウオ。
中々の迫力。
この風貌で他の魚を捕食するわけではなく貝を貝殻ごと食べてるのが意外です。
シイラ。
この魚に限らず、寒冷地に棲む魚も大きい魚種が多いですよね。
魚は変温動物なのでベルクマンの法則には従わないはずなのですが、どうなんでしょうか。
単純に深海巨大症?
サクッと写真を撮り極寒体験室から出ます。
流石に-20℃の中に居続けると本当に寒い…🥶
お次は南極観測隊特集。
南極観測隊もmontbell製品愛用してるみたいです。信頼。
因みに僕はこの旅の序盤に買ったタイツぐらいしか持ってませんがいい噂しか聞かないので他にも買おうかしら。
南極犬。
小学校の頃にタロとジロの絵本?をしこたま読んでいたのでその時を思い出します。
確かに「紋別のクマ」という名前に聞き覚えしかないです。
当時は今と違うので致し方ない事ですが、多大な貢献をしてくれた犬の大半を見殺しにする他無かったのは悲しいばかりです。
こちらはクリオネ。
流氷の天使とも言われるだけあってなんとも可愛いらしい見た目で泳いでいる姿も非常にキュート。
その反面、頭かっぴらいて触手を伸ばして捕食するというなんとも悪魔みたいな生態がいいですよね。
ギャップ萌えかもしれません。知らんけど。
展示を見ていると、ちょうどNHKのローカル放送の取材に来ているのでインタビューに応えてくれないか、とお願いをされたので快諾するとこんな物を頂いてしまいました。
海に展示されていた時代の流氷に揉まれるカニの爪とかわゆいシマエナガのポストカードを頂きました。
上手いこと言えなかったのでなんか寧ろすいません😓という気持ちになりましたが有難く頂きました。
ガリンコ号。
初代のアルキメデススクリューが4つあるタイプの模型。
そしてこれが実際の初代ガリンコ号。
流氷科学センターを出て港の方へ少し行ったところにあるオホーツクとっかりセンターアザラシランドの向かいに展示されています。
正面から見ると大迫力。
これは分厚い流氷もものともせず進めそうです。
アルキメデススクリューは円錐形という訳では無く、またラクビーボールにも近いですが不均一な形をしています。
全然関係ないんですけどなんか地中からこんな感じのものがニョキニョキ生えてくるシーンを何かで見たことあります。
しかも確か爆弾かなんか?だったかと。
ガリンコ号後部。
一応通常のスクリューも備えています。
ここだけ見ると変な形の普通の船って感じがします。
AST-001。
ガリンコ号開発・建造における一番最初の試作機です。
左右のスクリューを上手く回転させることで氷上を縦横無尽に自由自在に動くことができました。
砕氷船というよりかは雪上者といった感じです。
停泊中の現行機、ガリンコ号Ⅱ。
スクリューの数は半減しましたがよりパワフルになっているそう。
初代よりも全然輸送人員が多そうです。
これに乗るにはまだ少し時期が早すぎた…
こちらもいつの日かリベンジしたいと思います。
ガリンコ号を見終えて晩飯どうしようかと考えていると空が真っ暗に。
日没なのもありましたが、それ以上にいきなり暗くなって不穏な空気に。ふおんふおん…
そうこうしているうちに横殴りの雨が降ってきたのでこりゃいかんとなりガソリンスタンドへ向かっていると、初雪が!❄️❄️
しかも大分勢いがあり、風も強いので軽い吹雪になっており、わーい🙌なんて喜んでられるような状態ではありませんでした。
ガソリンスタンドに着いたころにはご覧の様子。
ありえん寒くてイオンに避難して買い物している内に雪は止み、寒さも和らぎました。
その後、くつろぎ湯処 紋太の湯に入り、道の駅オホーツク紋別でおねんね。
という訳で、次回も紋別で少しゆっくりと過ごします。
それではまた。