道征くかつどん旅

日本各地を旅したり,ダート林道に赴いたり.

教科書で見た景色(日本一周22日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。



22日目(10月20日)


1枚目からだいぶセンセーショナルな画像ですが…

洞爺湖ビジターセンターの有料部分、火山科学館へ。

噴火の被害を受けた物の展示や、ビデオの視聴が出来ます。

こちらは見ての通り噴石を受けてボコボコになった軽トラ。



フロントガラスが割れ、屋根が大きくひしゃげてしまっています。

運転席側のピラーも歪んでしまっています。




室内は火山灰で酷い有様に。

火山灰が積もった後、雨で固まって泥になったのかサラサラではなく田んぼの泥みたいになっています。

全体的な所感として、入館料の600円に見合うボリュームでは無いですが、興味深いものを見ることが出来たのでまあ良しとします😑




科学館を出て昨日訪れた公衆浴場と団地の遺構の更に奥にある火口を目指して坂道?山道?を登ります。

こちらは元々R230だった道路。

薄らとイエローのセンターラインが見えます。

噴火により途絶し、廃道となってしまいましたが路肩が植物に侵食されているだけでまだまだ走れそうな雰囲気です。




有珠山金比羅火口群の1つ、通称有くん火口。

小さいですが見事なカルデラ湖で、青色の湖面が美しいです。

小さいとはいえ火口なので当然キツい傾斜を登ることになります。

勘のいい方はお気付きかも知れませんが、有くん火口があれば珠くん火口も存在します。

しかし、木々の成長が著しく案内板の位置でもどこが火口なのか分かりませんでした。

また、断層もあったようですがこちらも立ちはだかる植物の壁に阻まれよく分かりませんでした…😓



次に訪れたが西山西麓火口周辺。

こちらは火口形成、噴火に伴う地殻変動で水の流れが変わってしまい水没した国道。

奥に薄らと上っていく旧R230のセンターラインが見えますが、元々は下り坂だったそうです。

また、この時期は水がだいぶ少ないですね。



水中から突如として生えてくる電柱や止まれ標識が人類滅亡後の荒廃世界のような雰囲気を醸し出します。

西山西麓火口に向かう散策路から見ることができます。




断層により階段状になった道路。

先程の水没したR230と並行するような町道ですが、完全にガタガタになってしまっています。




上から見ても階段状になってるのがよく分かります。




こちらは散策路走破後に行った洞爺湖町火山資料展示室のパネル。

R230の方ですが、噴火前と比べて最大で70mも隆起したそう😱

そら断層でこんな隆起するのも頷けます。



山頂の散策路展望台より見る火口。

こちらも珠ちゃん火口みたく植物が生え散らかしててあんまりよく分かりません😅

分かり辛いですが中央に破断し垂れた水道管、その上方に埋もれた重機が見られました。




山頂からは洞爺市街地と噴火湾が見えました。

洞爺湖が距離的にも標高的にも海沿いの集落と近いのを実感しました。




三つ折電柱。



そして、待ちに待った昭和新山です。

理科の便覧かなんかに載ってる写真を見たことがあったのですが、実際見るとハゲ山で赤みを帯びた姿がとてもかっこよい😍



車とのツーショット。

誰も停めてないと思ったらバス用の所でした💦




三松正夫記念館。

とても楽しみにしてましたが、何故か開いてなくて同じタイミングで来たご婦人と一緒に失意の中引き返しました…

が、この後土産物屋を物色した後に見てみたら空いてたので入りました。館長さん午前休だったのかしら…🤔


中の展示は三松正夫さんの生い立ちから彼の最大の功績である三松ダイヤグラム、没後の評価まで多くの展示がありました。

三松ダイヤグラムは元々風景画を描いていたからこそ成し得たんですね。

本当は隅から隅まで見尽くしたかったのですが空腹に耐えかねて1時間半程で退館…🥲



そしてこちらは三松正夫像。

昭和新山を眺めるように置かれていました。




シャクシャイン像。

教科書で名前を聞いた事のある人物。

像の後方に復元住居?と説明パネルがありましたが、まじで何を言うてるのかよく分かりませんでした…

逐一説明はされていますが、アイヌの事なので固有名詞が全てカタカナなので全然頭に入ってこないです…




土産物屋?の建物の壁にあったアイヌの酋長の石像。

顔も名前も役所もカッコよかったので思わず写真を撮りましたが漢字が全く読めません😞




昭和新山を後にし、室蘭の方へ向かいます。

せっかくなのでオロフレ峠を経由し向かいました。

オロフレ峠へ上がる途中の展望台より。

最高に秋を感じさせる景色。




オロフレ峠の展望台。

見渡す限り山々が連なり、北の大地の広大さを知らしめられました。

ここは先程までとは違い標高が高く、また風も強かったので流石にだいぶ寒かった😖




先程の碑は南東向きですが、こちらは反対の北西向き。

こちらも彼方まで山が続きます。

ここで景色を眺めながら食べるカップ麺は、良い。



時間があれば登別地獄谷に寄ろうかと思ってましたが日がだいぶ傾いていたのでパス。

室蘭まで走り続けてこちらの地球岬もといチキウ岬へ。

ギリギリ日没前に間に合わず暗くてよく見えん…😑

けど、稼働している灯台見られたのでヨシ。



なんかカップル用?のモニュメント。

独り身なので関係無いです🤣🤣




地球岬なので地球が。

関係無い話ですが、肉眼では暗くてパネルがよく見えなかったのにナイトモードで撮るとまあちゃんと撮れること。技術、スゴい👏




市内を少し走り白鳥大橋展望広場公園へ。

東日本最大の吊り橋なだけあり、ライトアップも手伝いとても綺麗でした。

が、ここも風が強くて頑張ってもブレてしまうし白いホワホワがどうしても無くせない…




こちらは橋の南側のループ橋。

走って分かったのですが、橋から先も高架を延伸させることが出来るように作られているため途中で上下線が別々に分かれる構造になっていました。




岸壁まで行けそうだったので行ってみました。

iPhoneのカメラの限界…

あと寒風にお出ても限界…🤧




寒風に当たり続けたので温かいものを食べたいと思っていた時、近くにセコマがあったのでセコマデビュー。

ホットシェフのカツ丼を頂くことにしました。

気になるお味は…割と甘めの味付けでした。

醤油っけの強い味付けが好みの自分的には七味なんかで辛味とパンチを足したい気持ちに駆られましたが、美味しく頂きました😋




腹ごしらえした後は道の駅みたら室蘭へ。

風ビュービューでうるさいことこの上無い…

風速8m/sということで中々に強かったです。

ふと歩数を見てみたくなったので見てみたら、なんだかんだこの日を含めて1万歩超えてる日もあり運動不足では無さそうですね。

まあ1番歩いたのは当然魹ヶ崎に行った時ですが笑


というこで、次回は日が暮れて行けなかった登別地獄谷へ向かいます。

それではまた。

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