知床五湖(日本一周30日目)
みなさんこんにちは、かつどんです。
流石に日が暮れると車内がかなり冷えるので文字を打つ指先がめちゃめちゃ冷たくなっています。
カイロあったな〜と出したものの古すぎて全然温かくならぬ…😢
30日目(10月28日)
道の駅うとろ・シリエトクにて目覚め、いつもの如くセコマで朝飯を食べてR334を知床峠方面へ戻り知床自然センターへ。
熊の捕獲ケージに実際に入れましたが、思ったより狭くてびっくり。
たしかにデカいと暴れて危ないでしょうし出来るだけジャストサイズに作ってるのでしょうね。
有料の映像視聴シアターがメインなのか、そこまで見るものは多くなかったのでサクッと中を回ったあとフレペの滝へ。
センターから1キロちょっと歩くのですが、平日なのもあって最初全然他の人がおらずヒグマにビクビクしながら進みました…😨
別名乙女の涙と言われるだけあって、かなりの高さのある断崖絶壁にも関わらず大瀑布!という感じではなくチョロチョロの水が滴っていました。
高所恐怖症なので写真撮るだけでも割と怖かったです…
奥に灯台が見えますがかなり手前から立ち入り禁止なので近づくことができませんでした。
知床連山を望んで。
羅臼側より雲がせり出しており、昨日のベストコンディションの時に知床峠に行くことが出来て本当に良かったです。
帰りはカップルが前を歩いていたので安心しながら戻れました。
お次に向かったのは知床五湖。
入って最初にヒグマに関する10分程のレクチャーを受けてから散策路へ向かいます。
行った日とその前2,3日を除き、10月の殆どの日で毎日のようにヒグマ目撃されたと聞き戦々恐々としながら散策を開始します。
いざ参らん。
当然大ループの方へ向かいます。
紅葉が非常に綺麗です。
歩いていてとても楽しい。
こんなに木の根張り出してるのに倒れることあるんですね。
知床五湖1つ目は五湖。
うーん曇り…
落葉した木と色付いた木、変わらぬ緑の木々が入り交じってて良いですね😀
四湖。
水面の藻?がこちらの方が多いですね。
心が穏やかになります…☺️
三湖。
倒木。
何らかの生き物の住処になってたりするんでしょうか。
いつヒグマが出てきてもおかしくない雰囲気。
二湖。
湖内に針葉樹が少々茂る小島があり、趣を感じます。
一湖。
ここまで来ると森林ではなくなり草原へと変わります。
ここらか先は無料エリアなので、一方通行の扉を通り高架木道へ上がり湖畔展望台へ。
一湖と知床連山を一望できます。
やはり今日は終始雲がかかっており全体像を拝むことはついぞ叶わず。
唯一木々に囲まれていない一湖は湿原の中の沼のようで、別の場所に来たような気分になります。
知床五湖フィールドハウスへ戻るちょうど中間あたりにあるオコツク展望台。
所々に針葉樹が生えているのも良き。
北海道r93のカムイワッカ湯の滝へ向かう続き区間はダートのようです。
残念ながら道路補修工事のためか先月頃から通行止めが始まっており、来年の春まで通れない悲しみ。
しかし前後でここまで違うので、元々r93はフィールドハウス方面に向かっており、そこから滝方面へ林道が延びていたものが道道に昇格した、みたい感じなのかもしれませんね。勝手な推測ですが。
そのまま戻ろうかとおもってましたが岩尾別温泉という表記があったので分岐を行くことに。
というか川沿いに走る道っぽかったので景観良さそうだったので。。
終点には岩尾別温泉 地の涯がありました。
トイレを済ませて帰ろうとした所、野湯があるではないか!
これは行かねばと思い入浴準備をして風呂場へれっつらごー。
三段の湯。
その名の通り、三段構造になっています。
あんまり脱げる所無くね?となったので奥の方にある滝見の湯へ向かうことに。
そしてこちらが滝見の湯。
滝はどこにあるか分かりませんでしたが、水の音は聞こえてきます。
しかしまあ野湯2回目にしてthe野湯という感じの所です。
結晶を見た感じちゃんと温泉ですね♨️
湯温はそこそこ高くていいのですが、湯量が湯船に対してあまり多くないので湯船の湯は38℃無いくらい程度だったのでいい感じに身体にお湯を当てながら入らないと少し寒く感じるかもです。
人っ子一人居ない山の中、木々を眺めながら入る温泉は最高以外の何物でもないです。
ただ、管理がちゃんとしている訳では無いので底には苔がわりかし生えており、湯の中は土に還りつつある落ち葉が沈んでいれば表面には風に吹かれて入ってくる落ち葉や虫の死骸がそこそこ漂っており、潔癖の方は絶対止めておいた方がいいです。
私は上がる時に身体に着いてないかどうか以外は気にならないのでめちゃくちゃ楽しめました😊😊
コレはハマっちまいますね…
下山途中、「めちゃくちゃ眺めええやん!」と行きに思った所の付近に車を停められるスペースを発見したので停めて歩いて見に行くことに。
前に富山に行った時も感じたのですが、下界では雪のない時期に頂上だけ冠雪した連山、という景観が僕の琴線にめちゃめちゃ触れてきます。
眼下には鮭や鱒の孵化施設が。
こういった施設のお陰で我々は美味しいお魚を頂くことができますし、更には山林の生態系維持に貢献していると考えると非常に重要な施設なのだなと思います。
道の駅近辺まで下りてきて行くはオロンコ岩。
和製エアーズロックとでも言うべきか、非常に大きな岩です。
上に上がる階段があるそうですが、この時は理由は忘れてしまいましたが登れませんでした。多分。
オロンコ岩を撮った位置の反対側は見事に柱状節理。
ここが火山地帯であることを再確認できます。
国道とオロンコ岩の間にはゴジラ岩と呼ばれる奇岩が。
落石があったためか近づくことはできませんでした。
再度道の駅に車をとめて、道の駅に隣接する知床世界遺産センターへ。
こちらは自然センターよりも展示が豊富で見応えがあります。
特に、この日照時間のグラフはかなり興味深いものでした。
国内で1時間半も日没時間に差があったのはしりませんでした。
16時にはもう真っ暗みたいな話を聞いた事ありましたが、ここまで日没が早いのは本当に興味深いです。
日没が迫る中、道中寄れるところに寄りつつR334を斜里町方面へ進みます。
こちらはオシンコシンの滝。
離れていても大きな音が聞こえてきます。
正面から見るオシンコシンの滝。
規模としてはそこまで大きくないですが、中々の水量が落ちてきます。
秋口でこれなので、春の雪解けシーズンの様子が気になります。
もうそろそろタイムリミットです。
ウトロを満喫できたので大満足な1日でした😊
この後、道の駅しゃりまで進み、ぽやしみです。
さて、9月29日になろうとする28日の晩に家を出てはや1ヶ月。
ということでこの1ヶ月の総括ということでガソリン代回りだけざっくり計算してみることに。
ここまでの走行距離は5000キロ目前の4949.4km。
まあと言っても誤差があるのでざっくり考えて5000キロと考えると、1日あたり約165km走った事になります。
この直前の給油までの4600kmでの給油量が308.96Lだったので平均燃費は14.88km/L、給油金額が47699円だったので平均走行距離単価は10.37円/km、平均ガソリン価格は154.4円でした。
以前青森行って帰ってきた時よりガソリン価格がかなり上がった上に燃費も2/3未満なので、大した貯金などない学生のお財布には大分厳しい…
そしてレシートを貰わなかった分も多々あったのにも関わらず食費が3万を優に突破しててアイタタタ…😫
節約はしていましたが、調子に乗って海鮮丼を食べすぎましたね…
明日以降は適度にチートデーを設けつつ1日500円未満の貧民飯生活に切り替えていきたいと思います。
ということで2ヶ月目に突入ですが冬本番はこれからなので一層頑張りたいと思います。
無理なら全然帰路に着きますがね。死にたくないし。
明日は北海道の道路事情を感じてきます。
それではまた。