道征くかつどん旅

日本各地を旅したり,ダート林道に赴いたり.

野生に生きる鮭(日本一周60日目)

みなさんこんにちは、かつどんです。

夏休みの宿題は夏休み終わる数日前から死ぬ気でやるタイプでした。

先延ばし癖、、、




60日目(11月28日)


道の駅サーモンパーク千歳にて起床。

道の駅のお隣にあるサケのふるさと千歳水族館へ行きます。




入口にはインディアン水車が。

インディアンが使ってたという訳ではなく、インディアンが住んでいた辺り発祥とのことで付けられた名前で、日本語では補魚車と言うそう。

その名の通り、水車が回転することで連続して魚を捕獲することが出来るという画期的なアイテムです。




入口にはその他に顔ハメパネルが置かれていました。

冷静に魚の腹に人面があるの怖いけどね…




水槽に至る手前にはこんなものが。

イクラのグラスツリーとのことで、グラスそれぞれにイクラが入っていました。

もうあと1週間ちょっとで生まれるそうなので見るなら今のうちですね。




まずあるのはサーモンゾーン。

大水槽にはサケ類と共にチョウザメも泳いでいました。




やはりチョウザメの流線形のフォルムはカッコ良いですな😏

後ろに泳いでいるのはギンザケかサクラマスですね。




大水槽の前にはアルビノのヤマメ(だったはず)が。

10匹弱いましたが、目が赤いのはこの子ぐらいだったのでもしかしたら他は白変種かも?

それか単純に見る角度とかが悪いのかしら。




苔の洞門をくぐった先は支笏湖ゾーン。

見えづらいですが背景の青い部分は実際に館長が支笏湖に潜った映像だとかなんとか。




たくさんのアメマスたち。

申し訳無いですが、串にぶっ刺して塩焼きにして食いたいです。美味そう…




ハゼ類。

クロダハゼかウキゴリ、ジュズカケハゼかなんかのはずですが同定出来ないです💦

完全に保護色になっていて遠目だと見つけられないですね。



フグドジョウ。

ドジョウなのでヒゲが生えててこれまた可愛いです。

流石に踊り食いが出来るサイズではなさそうですね。

ドジョウの踊り食い、一度食べてみたい気もせんでもないですが寄生虫とか色々が怖くてどうなんでしょう。



ナマズちゃん。

アホそうな顔がなんとも可愛くて好きです。

高校の頃生物室の水槽でナマズの稚魚を飼ってたのですが、ある日急に死んでしまって悲しかった記憶が蘇ります。





デンキウナギ。

正面から見るとめっちゃ可愛い。

こういったマヌケ顔の魚、めちゃ好きなんですよね。

こんな顔していながら一瞬とはいえ1000V近くもの電圧を発生させるもんだから恐ろしい😱



インディアンナイフフィッシュ。

かなり体高があるのにも関わらず頭部がかなり小さく特異な形をしています。

カラフトマスのオスも体高に比べて頭が小さいですが、あちらは背中がコブ状に盛り上がる形ですがこちらは体全体が大きくなっているのでより珍妙です。




レッドテールキャットフィッシュ。

ナマズ顔のサケって感じの見た目をしています。

黒?グレー?と白のツートンカラーにヒレの赤い差し色がまさに観賞魚という見た目。




ウーパールーパーことメキシコオオサンショウウオ。

安定の可愛らしい見た目です。

内臓透けちゃってますが。



サケの卵及び稚魚の成長過程の展示。

こちらは既に孵化したもののまだ"さいのう"が大きく残ってる稚魚たち。

卵の卵黄にあたり、しばらくはここから栄養を貰うことで成長します。



成長が進みかなりさいのうが小さくなった稚魚たち。

体表の色がだんだん濃くなっているのがわかると思います。

この後もう少し大きくなって自分で餌を採れるようになってから川を下り大海原へと泳ぎ出すもんですから逞しいことこの上ない。




千歳川で見られる魚として紹介されているヌマチチブ。

高校の頃にこちらのヌマチチブおよびチチブの形態観察及び遺伝子解析による種判別に関する研究をしていたので、久々に見覚えのある姿を見て懐かしい気持ちに。

まさか北海道にも棲息しているとは知りませんでした。



こちらでは千歳川に設置したインディアン水車にて鮭を捕獲し成熟した個体を採卵搾精し受精させて養殖しています。

今年はその養殖のために捕獲されたサケが昨年一昨年の33万匹前後を大きく上回って57万匹を超えており、過去一多いとのこと。

ちょうど北見の方に居た際にニュースでも盛んに報道されてましたね。

水族館の方によれば捕獲数でこれだけなので、遡上数としては更に5割増ぐらいではないかとおっしゃってました。

来年以降も毎年これぐらいの数が続けば非常に良いですね。




こちらは半地下になっている水中観察ゾーン。

実際に千歳川を泳いでる魚たちを観察できるコーナーになっています。

今はこのような状態ですが、最盛期にはガラス一面にサケがひしめき合っていたとのことです。

こちらは遡上してきた野生のサケのオス。

飼育個体とは違って野生を生き抜いてきたので逞しい。




背から尾にかけて鱗が剥がれてしまっています。

遡上する時に出来た傷なのか、はたまた別の生き物に襲われたからなのかは分かりませんが、自然界の厳しさを実感します。

こんな痛々しい見た目でも元気なもんで、本当にタフガイです。



学習ゾーンにほ鮭の養殖の歴史やアイヌ文化における鮭の展示があるとともに、著名人のサインなどもありました。

こちらはさかなクンさんのサイン。

さかなクンの絵は魚たちが楽しそうに見える柔らかいタッチで描かれており好きです😊




水族館の外には実際に稼働しているインディアン水車が。

見ている感じでは本当に入ってるの?てな感じでしたが、記録を見る限りだとコンスタントに1日1000匹ほど捕獲数が増えているのでまだしばらくは稼働が続きそうですね。




水族館と千歳川のインディアン水車を見終えて道の駅の中へ。

邪神ちゃんドロップキックの舞台の1つのようです。

残念ながら未履修なので刺さらないです😓

ここ以外でも富良野然り網走然り邪神ちゃんやゴールデンカムイの聖地なので履修してから来たらより楽しめただろうにと思います。既に手遅れですけどね。


この後、道中のR36沿いにある人工温泉の勇舞湯にてお風呂を済ませて道と川の駅花ロードえにわへ。

温泉はもう50円安い430円ならって感じのクオリティでした。

この日は寝付けず結局朝になるまで何ぞ調べたり動画を観たりして起きてました😅

ということで、次回はまた何もしない休息日です。

それではまた。


今日の食事(税抜き*)


朝食:無し

昼食:セコマ チョコチップスティック(6) 2本  ¥-

夕食:セブン ねぎ油香る五目チャーハン  ¥324

夜食:カルビーポテトチップス北海道バターしょうゆ味  ¥-

税込合計:¥324


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