みなさんこんにちは、かつどんです。
前回前々回にコインランドリーに行った時はお札しか用意してなかったので無理やり小銭錬成したり、そもそも現金を持ってなくて急いで下ろしに行ったりとバタバタしましたが、ちゃんと小銭用意してたのでスムーズに洗濯を開始できました。
日々圧倒的成長💪()
49日目(11月17日)
道の駅風Wとままえにて起床。
Wikipedia三大文学の一つとして名高い(?)「三毛別羆事件」の跡地の方へ向かいます。
地図を見る限り冬季通行止めは始まっていましたが、雰囲気だけでも感じたいので。
写真は苫前町役場にて歓迎してくれるとままえだベアー。
背中側…と思いきや両面正面になってるみたいです。
夜に目を光らせるためなのか、目が出っ張ってて怖い…
とままえだベアーの説明。
全然考えずに走ってましたが、オロロンラインの中間にあたるんですねここ。
とりあえず進めるところまで進み、復元地まであと約2キロの地点にある三渓ゲートにて通行止めとなりました。
あと2キロなら…とも思いますが、例年よりも降雪が遅いらしいので致し方ないですね。
行けるところまでノンストップで来たので、帰りはちょくちょく止まりながら戻ります。
こちらの北海道r1049ですが、通称ベアーロードということで各所にクマの親子のイラストがあります。
何人も犠牲を出した猛獣をそんなに可愛く描いて良いのか…?と思いますが、田舎なのでそれ以上に観光客が来てくれる方が良いのでしょうね。
そもそも100年以上前の話やし。
襲撃地点は羆嵐という名前になっています。
荒らしではなく嵐なんですね。
確かに嵐のように災厄をもたらし去っていくので言い得て妙。
一帯の山林は私有地ですが、異常なまでに警告が。
「危険です」はわかりますが、「はいったら100万円もらう」「はいって死んでもしらない」は流石に笑っちゃいます。
過去に何かトラブルがあったのだろうことが想像にかたくないです。
私有地に勝手に入るのはやめましょう。
三渓神社。
羆事件の慰霊碑が置かれている神社です。
熊害慰霊碑。
事件当時7歳だった地元の方が大人になってから猟師となりヒグマを仕留め続け、苦節四十余年の末100頭討伐に至った際に建立されたとか。
この集落においてどれだけの影響を与えたのか、それが窺える碑です。
神社の向かいすぐ近くには三渓小学校跡が。
小学校が現役だった当時はどれぐらいの数の児童が在籍していたんでしょうか。
校舎?
壁にはふた周りほど小さい建物の形が見られ、元々右手にも建物が続いてたと思われます。
教室にしては背が高いなあと思って中を覗くと、バスケットボールのゴールが見え、床には線が引かれているので体育館であったことがわかります。
こんな状態の床でバスケやったら確実に怪我しそう。
ということで、先程の痕跡が教室のあった棟であろうと予想されます。
小学校を離れて走っていると、ベアーロードのクマの親子の絵には3種類あることに気づきます。
1つ目がゲート付近にもあった座ってる親グマと戯れる子グマ、2つ目がこちらの手を繋いで仲良く歩く親子グマ。
3つ目が子グマを背負って歩く親グマ。
走っていると計10箇所弱これらのイラストが見られました。
三毛別川。
山と川の間ということなんですね。
ちなみに昔はずっと三毛猫と同じで「みけべつ」と読むと思ってました。
この前後で雪がパラパラと降ってきました。
苫前町農業実践センター。
こちらは別の種類の熊さんで、ちゃんと服を着てます。
というか実践センターってなんぞやって感じ。
同じく三毛別川。
航空写真を見てもらえれば分かるのですが、三毛別川はうねうねとかなり蛇行しながら流れているので何度も渡ることになります。
こちらは集落に1番近くにある南出橋。
入口側なだけあってちゃんと立派な看板が立てられています。
この時はだいぶ雪が降ってきており、そんなに長いことは外に居なかったのにだいぶ濡れました。
R239に戻って南進再開。
ですが、すぐグリーンヒルウインドパークと呼ばれる風力発電の風車が並ぶ丘の中を走る未舗装路へ逸れます。
雪と雪雲でそんなに遠くない所にある風車がかなり霞んでしまっています。
そしてここ、丘なのに全然電波が入らない。
サクッと通り過ぎて国道へ合流、再び南進。
小平で止まろうかと思いましたがめんどくさくてそのままスルーし留萌市内の道の駅るもいにて休憩。
遠目にはピーナッツ組んみたいなゆるキャラ…
どこ行こうかと調べていると、市内が一望できる高台があるとのことで向かうとそこは一面真っ白。
市街地と比べて標高が高いだけあって、雪が溶けることなく、また除雪もされることなく残っています。
今期初の雪路面走行でした。
しかし、一望どころか千望は欲張りすぎ。
休憩所は冬季閉鎖中。
手摺の上の雪を見るに積雪3センチほどでしょうか。
五十嵐億太郎翁之像。
どなたかはよく分かりませんが、留萌市の発展の功労者だそう。
億太郎、めっちゃお金持ちになれそうな名前…
千望台に繋がる道ですが、ここより先は林道になるため未舗装路に。
石や砂というよりか黒土って感じの土壌なので、雪が合わさってドロドロになり汚い…
日が暮れるまでに内陸部へ行きたかったので林道は興味を惹かれたものの行かずに引き返し、R233で旭川へ向けて移動。
多くの区間で留萌本線と並行しますが、確か廃線が検討されているというニュースをどこかでみた気がしたので少し駅に寄ってみることに。
まずは終点留萌駅のお隣の大和田駅。
まるで客車のような外観ですが、本当に車掌車を改装したものみたいです。
また、最初は炭坑で採掘された石炭を港まで運ぶ際に用いられた駅だったようです。
本当に北海道は炭坑多いですよね。
駅舎内。というより駅車内?
壁と天井は塗り替えられているものの床はそのままのようで錆が酷いです。
しかし、雰囲気があって良いですね。
時刻表。
留萌に来るのは7本/日なのに出るのは5本/日という謎の本数。
2本は回送として帰ってくるんでしょうか。
とは言え、宗谷本線より全然多いですね。
ただ、乗車人員1日平均は1.4人…
深川方面。
非常に簡素なホームです。
続いてお隣の藤山駅。
こちらは乗車人員1日平均が0.0人ということで、どんな駅なんだろうと興味が湧き見に行くとなんとびっくり立派な駅舎が。
先程の大和田駅の方が利用者が多いとは信じられません。
そして更にびっくり、中に利用者が。
と言っても20代ぐらいの方が熱心に写真を撮っていたので、観光に来てたと思われます。
列車は30分以上来ないのでさぞ暇だったことでしょう…
いやはや、駅舎の規模と利用実態は比例しないみたいです。
と言っても1.4と0.0でどんぐりの背比べですが…😅
駅名標のローマ字表記はシールなのか塗装なのか分かりませんが跡だけ残っています。
味があって良いなあ…
僕は長居する理由も無いのでこの方も無事に旅を終えられることを祈りつつ離れます。
道の駅サンフラワー北竜。
全ての駅を寄るのもめんどくさい上、暗くなると行っても仕方がないので他の駅はパスし良さげな風呂のあった道の駅へサンフラワー北竜へ。
入口の北竜門では2頭の龍が凄い威圧感を放っていました。
デフォルメも何もされてないのは珍しいような。
まるでヨーロッパのどこかの王族のような紋章がカッコ良い。
道の駅内のサンフラワーパーク北竜温泉は内湯も露天風呂も広さがあり、また泉質も良さげで好印象。
地元の方が多く利用しているような雰囲気でした。
そして例に漏れず500円という料金設定も良心的で良い👌
塩豚カルビ丼と温うどん。
元々セコマ飯のつもりでしたが、湯&食パックという1000円で温泉と料理の両方が楽しめるパックがあったのでこれは頼むしかないと思いこちらにしました。
実質500円で食べられるこちらのカルビ丼ですが、自分的にはうどんの美味しさにびっくり。
麺も出汁も上手く言語化が出来ないのですが非常に美味しかったです。
もちろん本命の豚カルビ丼もとても美味で、この値段で本当にいいの…?と心配になってきてしまいます。
その後、R12に合流しそのまま旭川市内へ。
道の駅あさひかわにてこの日を終えます。
久々に朝から行動したので長く、とても充実した1日となりました。
という訳で、次回は久々に動物園へ行きます。
それではまた。
今日の食事(税抜き*)
朝食:セコマ チョコチップスナック(6) 2本 ¥100*
昼食:セブン 香ばし炒めの特製五目チャーハン ¥378
夕食:北竜温泉 豚塩カルビ丼 温うどん ¥500
税込合計:¥986