天文ショーに魅せられて(日本一周40日目)
みなさんこんにちは、かつどんです。
どうせ翌日も回復しないだろうと大雨に暴風という大荒れで景色を何も楽しめない中走ったら、次の日普通に晴れててガン萎えです。
萎えすぎて50キロ程戻る無駄ムーブをかます始末…
40日目(11月8日)
道の駅もち米の里☆なよろにて起床。
がっつり二度寝して14時過ぎまで滞在してました。
こちらは道の駅前に置いてあるトラクター。
農業の街であることがわかります。
中には大福の自販機が置いてありました。
中で大福売ってますが、開いてない時間でも買えるのは嬉しいですね。
まあ財布を見てグッと堪えて離れます…
この日は丁度20時前後に皆既月食があり、それまで時間があるのでそれまで名寄市北国博物館へ行きます。
入口に宗谷本線北星駅の駅名標が置いてありました。
北海道は廃線も多いですが、廃駅もかなり多いですよね。
エゾリスの毛皮。
展示用に頭も残しているのでちょっと可哀想になってきます。
こんな感じのは虎の絨毯とかぐらいでしか普通作らないでしょうし見慣れない…
エゾユキウサギの毛皮。
めっちゃめちゃモフモフで心がぴょんぴょんします^^
この毛皮は欲しい。
北海道の1月の平均気温図。
これを見ると、やはり暖流の影響がかなり顕著に見られますよね。
稚内より帯広の辺りの方が寒いのは教科書的には当たり前ではありますが面白いです。
全国の積雪分布。
天塩山地や羊蹄山周辺などの日本海側の山地がちゃんと積雪が多いです。
思ったより青森市や金沢・富山などが思ったより少なくて意外。
我が兵庫県は氷ノ山や神鍋高原周辺が流石の積雪量を誇ります。
アイヌの住居。
最外が笹なのが意外です。
白川郷や五箇山の合掌造りとは全く異なった造りをしてます。
土地柄が如実に現れています。
暖房器具の変遷。
古くから用いられてきた薪ストーブや石炭ストーブ。
おが炭ストーブやだるまストーブ。
どんどん大型化してますな。
キマロキ編成。
通常のラッセル車では雪が多すぎると線路脇に高い壁が出来てしまいそれ以上除雪が出来なくなるような雪深い地域で用いられる除雪専用編成。
機関車、マックレー車、ロータリー車、機関車の編成で、頭文字を取りキマロキ編成と名付けられたそう。
屋外に実車が置いてあるのですが、残念ながら10月いっぱいで展示終了、ブルーシートで囲われてしまったので拝むことは叶わず。
日没を迎えたので博物館を後にし、なよろ市立天文台 きたすばるへ向かう前に腹ごしらえを。
セコマには本当に助けられてます。
天文台に行くまでは曇っており、これは無理か…と半ば諦めて行かないでおこうかとまで思っていたのですが、時間が近づくにつれて東の空の雲が切れて勝利を確信。
着いたタイミングではまだ全然満月です。
月食がピークを迎える19時半から20時で予約したので、それまで待機します。
youtubeの配信を横目に見つつ、「宇宙科学入門」という本を読んで時間まで待ちました。
入門と言いつつ中々深い内容で、時間を忘れて読み続けてました😄
普通に買おうかしら。
どんどん月食が進み、赤暗くなっていってます。
右側は明石市立天文科学館の方の配信みたいです。
遂に時間になったので、屋上で双眼鏡で観察をします。
流石にこの撮り方だと上手いことピントが合わないので見えにくいですが、実際に覗いて見ていると本当に綺麗です。
ボランティアの大学生と思われる方に他の小型の単眼鏡にスマホを固定して写真を撮って頂けるのですが、暗くて上手く映らない人が多く、時間切れになってしまい僕は撮ってもらえず。
丁度一番ピークの時間帯だったので仕方ないですね。
他の天体と違い、月は近すぎて望遠鏡だと寧ろ見えないことから素人でも手軽に観察ができるのでいいですよね。
時間があったので月食が始まる前に望遠鏡で見さして頂きましたが、近すぎてなんだかよく分かりませんでした😅
またこの日は満月なので特に影が出来にくいので余計に見え辛い。
多分youtubeの配信に映しているものと同じもの?と思われる月の様子。
赤く輝く月は神秘的以外の言葉で表せられません。
月の写真撮るのって難しい。
あと位置が悪い。
そして寒い。
本当は天王星食がこれからありますが、この後は肉眼では無理なのでニュースなりTwitterなりに上がる写真を見て楽しむことにします。
その後、R40を北上し道の駅びふかで就寝。
ただでさえ走りやすいのに、名寄美深道路が整備されているので快適に走れます。
が、美深北ICで終点を迎え、そこから先は濃霧で本当に先が見えず…
ナビで直線なのはわかってますが鹿が出てきたら終わりだな…と思いますが、徐行でもしない限りどうせ止まれそうにないので諦めて普通に走りました。
ということで、かなり遅い行動開始でしたが久々の大規模天文ショーを楽しめて良い1日でした。
という訳で、次回はチョウザメと戯れます。
それではまた。