道征くかつどん旅

日本各地を旅したり,ダート林道に赴いたり.

温泉!温泉!♨(日本一周32日目)


みなさんこんにちは、かつどんです。
僕がぶるぶる震えてる中、そんなに厚着せず平気な顔してる地元民が多くて流石だなあと感嘆することが多々あります。



32日目(10月30日)


道の駅摩周温泉でぽきてすぐ足湯へ。
昨日入った川湯温泉駅の足湯より深さも温度も控えめではありますが、寝起きの冷えた身体には染み渡ります。
できることなら毎朝入りたいまである。



早速摩周湖へ。
摩周第一展望台をスルーして先に摩周第三展望台へ向かいましたが、標高が高くなるにつれてみるみるうちに周りが真っ白に。
第三展望台は完全に霧に包まれており本当に何も見えませんでした。



摩周第一展望台より。
こちらは晴天…なんてうまいことはいきませんが、摩周湖を一望することができました。
見事なカルデラ湖ですね。



広角にしてもうまいこといちまいで全体を撮れないぐらいどデカいです。
パノラマで撮るとなんか気持ち悪いし…



摩周湖カムイテラス1階より眺める摩周湖。
ここからだと木がかかってているのもあって全体を俯瞰するのには向かないです。



摩周湖を離れ、お次はアトサヌプリ、日本語で言う硫黄山へ。
見ただけでわかる火山地帯。
樹木の全くない荒涼とした山肌に立ち昇る噴気にテンションが上がります😎



硫黄山。
素晴らしいの一言に尽きます☺️




なんとこんな間近まで噴気孔に近づくことができます。

ほぼほぼ水蒸気なのでしょうけど、こんな硫黄まみれのところに近づくのは中々怖いです😨

手を近づけるとちょっと熱かった😝




他にも何箇所も噴気孔があり、壮大です。

噴気孔周辺で暖を取っている人もいました。

通常こういう場所は硫化水素も出ていて近づけないことが殆どなので、とても貴重な場所ですね〜😊



噴気孔以外にも溶岩でできたであろう地形が雄大です。
柱状節理然り火山が生み出す地形はかっこよくて見てて飽きないので好きですね☺️



阿寒国立公園に指定されています。
こちらより左側は土砂流出防止林も含めて樹木が見られます。



硫黄山を見終え、つつじヶ原自然探勝路へ。
全線で2.5kmの高低差の少ない散策路ですが、行って帰るのはめんどくさいので1キロ弱先のハイマツデッキまで行って帰ろうと思います。
ハイマツデッキまでは水が流れることで削られてできた川を歩き、その周りにはハイマツ並木が続きます。
過酷な火山地帯に堂々と生えており逞しい。



ハイマツデッキ。
奥の円錐台形の山が火山を感じさせてくれます。
ハイマツは一般的な所謂松の木と違い背が低く地を這うように生えているのに松の葉をしているので面白いですね。
高山地帯に来た感を感じますが、硫黄山自体の標高は500mほどで硫黄性ガスで他の植物が生えられないからそれに代わり生えられているのだそう。
流石過酷な高山に生えているだけありますね。



ハイマツデッキ反対側。
針葉樹林帯との分かれ目がくっきりと見られます。
こんなにハッキリと分かれるもんなんですね。
やはり樹高が低いと太陽光を受けられないので、ある程度噴気孔から離れて通常の植生が戻る地点まで行くと競走に勝てないんでしょう。
一通り見終えたら駐車場まで引き返します。



車に戻り、探勝路反対側にある川湯ビジターセンターへ。
ヒグマが出迎えてくれます。
剥製なのでいいものの、山の中でこんな出迎え方はされたくないものです😅



弟子屈町内の温泉。
川湯温泉の足湯がpH2未満という圧倒的強酸性を誇っています。
また、川湯温泉駅の足湯の温度が高かったことも納得ですね。
更に、通常の温泉では数百メートルから数千メートルまで掘って得られることが多いですが川湯温泉は数メートル掘っただけで湧いてくるそう。
非常に楽に温泉を掘り当てられていいかと思いきや、真水である地下水を得るのに苦労したそうでうまいことは行かないのだなあと感じます😅



鉄釘をそれぞれの温泉に浸した時の経過。
川湯温泉の足湯だけとんでもなく侵食が早くめちゃくちゃ細くなってしまっています。
あまり長いこと浸かるのは止めておいた方がいいでしょうね…😰



ビジターセンターを出てアカエゾマツの森散策路を歩きます。

森林浴、気持ちが良い。



アカエゾマツ、エゾマツ、トドマツなどが生えていますが僕には同定するの難しい😅

樹皮や枝の向きが違うらしいですが、わからん。



散策が済んだら問題の?川湯温泉足湯へ向かい冷えた体を暖めます。
中々広くて整っています。
後から入って来られた方と談笑しつつゆったりまったりとした空間に心が安らぎます。



汚い脚でアレですが…
10分も経たぬうちに真っ赤っかに。
少し熱めの湯加減だったのも多少あるかとおもいますが、それにしてもこんなに真っ赤になったのは初めてだと思うので流石pH1.98は伊達じゃないですね😎😎
多分足の臭みが取れたんじゃないでしょうか。知らんけど。



川湯温泉を離れて屈斜路湖へ。
本当は足湯でお話した方オススメの砂湯を体験したかったのですが、残念ながら雨がパラついていたので断念。
スルーして向かう先はコタン温泉露天風呂…でしたが、近くの公衆トイレがペーパーレス化を果たす非常に最先端なトイレ()だったのでトイレをしに和琴半島付け根にある和琴フィールドハスで御手洗をば。
そして和琴半島にも和琴温泉露天風呂という野湯があるのでそちらを先に入りに行きます。
写真は脱衣場。
キャンプ場の炊事場かよって感じですが別に特に気にはなりません。



こちらが湯船。
特に洗い場なんて高尚なものは無く、下流の屈斜路湖に近い辺りから入り、徐々に脱衣場側へ移動して行きます。
手桶なんてものもありませんので掛け湯することもできませんし、地元の方の教えに従って入ります。
お湯は割と熱めでとても良かったのですが、如何せん下がただの川底の小石のような感じなので何か敷物が欲しくなります。
また、底も周囲も苔が多くヌルヌルして入りづらい上に、動くと苔が舞い上がって体の周り一面を漂うので、快適快適極楽極楽〜😊とはいかないのでそこの所は要注意です。
この時点でも小雨が降っていましたが、張り出してる木の下は割と雨をしのげて入れました。



屈斜路湖。
摩周湖と違い本当にすぐ側まで行けます。
もう日没間際なので居ませんが、来た時には釣り人だけでなくカヌー?カヤック?をしている方やウインドサーフィン的なのをしている人の姿も見られました。



野湯巡りということで先程入らずにきたコタン温泉露天風呂へ。
もう大分暗くなっていたので肉眼だとわずかにしか見えませんでしたが、数羽の水鳥が漂っていました。
水鳥を見つつ入浴するコタン温泉ですが、こちらは和琴温泉露天風呂よりかは整備されており、底は普通の露天風呂という感じですがやはりこちらも多少苔が生えてはいました。
こちらの方がパノラマビューで湖をガッツリ見ながら入浴できるので、入る方は是非日中に行くことをオススメします。


阿寒湖もまわれたら良かったですが日没が早いので今日はここまで。
道の駅摩周温泉2泊目をして明日の阿寒湖へ向けて体力回復に努めます。
次回は阿寒湖と屈斜路湖を更に満喫します。
それではまた。

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